![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7621377/rectangle_large_type_2_92258eeef381d79d3492ffe73cdc69fc.jpg?width=800)
noteさんが#カメラを止めるな!感想かいてねってお題出してきたから書いたよ
「なんだよ満席って!しかも夜まで全部売り切れじゃん!!」(絶望!)
これ、同じ思いをしたのはボクだけじゃないはず!
「せっかくの休みなのに!次いつ休めるかわからないのに!」とうらみがましくつぶやきながら、新宿を後にしたボク。
そして夕方に見る予定だった『少女邂逅』に足を運ぶ。休みの日は予定を詰め込むので仕事の日以上に忙しい!トークショーまであってお得感満載!
『少女邂逅』はね、枝監督入魂のパンフもね、素晴らしいんだよ!(太字で言っておきます)
(「少女邂逅」と「カメラを止めるな!」の2つは常にツイッターのタイムラインに上がってくるよ。)
んでもって、その2日後、、
川崎の劇場に駆け込んだぜ!やったー!席まだあったラッキー!
観劇直後「ヤバイ」以外に言葉が出てきてないボク。とりあえず題名を連呼するくらい熱にうなされてる。
このつぶやきの意味はですね、→ネタバレ注意)
要は前半だけで終わってたら、それはそれで「なんだこの映画は!(すげえ!)」で話題になると思うのね。僕はそっちの方がスッキリして”映画作品”って感じでよかったなあ。と、前半終わった直後に思ったの。
前半だけでもかなりエネルギーある作品に仕上がってるし、逆に舞台裏が見えない方が、どういう思いでこれ作ったんだって作品のことを知ろうとするし、メイキングも見たくなるし想像が膨らんで虜になる。
ま、でもそのあとはあとで面白かったからめっちゃ笑ったし楽しんだけどね!すげえすげえ心の中で言いながら見てた。
絶賛の評価の嵐の中、否定的な感想が言いにくい風が吹いてるかもだけど、
ここで僕の言いたいことは、
「M-ON MUSIC みんなの映画部」で世武裕子さんが感想を述べてらっしゃることと同じだから、ぜひ見てね!ぼくの記事の後半も忘れずに読んでね!
↓この記事面白かった!(丸投げかよ!)
それでこれ、三谷幸喜が「有頂天ホテル」とかでやろうとして失敗したことを、この監督は見事に成功させてんじゃん!と思いました。
三谷幸喜は演劇畑出身だから、得意技の長回しを映画に活かせないかと思ってやったわけでしょ。でもあんまり効果的じゃなかったですね。
そう思ってたら、パンフに水道橋博士が三谷幸喜の名前を出して、そのようなこと言ってました。
(余談だけど、三谷幸喜は映画監督だって思ってる若人がいてびっくりしたよ!演劇やってたのを時代的に知らないの!ショック!)
それより、ぼくの一番言いたい、みなさんに一番伝えたい「カメ止め!」の最高に素晴らしいところはこちら!↓
長回しがすごいとか、脚本の構成がすごいとか、セリフの当て書きがすごいとか、リハを十分にやっているとか、色々優れたところはあるのですが、、、、これが抜けてたらイマイチになってたはず、ってのがあって、
それは、
家庭や撮影現場のあるあるから、人間ドラマを描いて、それもうまくハッピーに着地させてること。
父と娘、夫婦同士、過去の失敗と今、ベテランと新人、人間ドラマを盛り上げるための葛藤から始まるキャラクターアーク(人間の成長曲線)が上手に描かれているんですね。
これらはストーリーの大きな流れからいったら小さい波の軌跡なんだけど、これがうまくいくことでハッピー感が増すんですよね。
普通はギミックを練ることばかりに気がいって、キャラクターの成長はおろそかになりがちなんだけど、ここがさらりと、かつしっかり抜け目なく盛り込まれていることがすごいし、ぼくは好きだなあ。これはこの映画の愛すべきところです。
そして、演者たちが一番すごいのはここ!37分の一発勝負の中で、体力も消耗していく中で、ストーリーの構成上、何層にも演じ分けなきゃいけない感情と表現のレイヤーを見事に使い分けて演じていること!見事な演技を見せられたなー、って感動しちゃった。これはやっぱり自然と拍手したくなるよね。
もうだいぶ興奮してるみたい(笑)
僕はアイドルグループ欅坂46が好きなんですが、
例えばですよ、彼女たちの情熱と友情と成長を見てると、僕がもし女性であの子達くらいの年齢だったら、自分もあのメンバーの一員になって、みんなで一丸となるライブ作りを経験したいなー、熱い青春を送りたいなー!とか思うわけです。
それと同じように、この監督の上田組の一員になって、映画作りに参加したい!と思わせる熱が画面からほとばしってるわけですよ。スタッフも出演者も一体となってる熱さ、今時こんなのなかなかないですよ。みんなビジネスライクに割り切る仕事が多いのでは?
監督のラジオやインタビューからもわかるように、人の評価を気にせずなんと思われてもいいから、中学時代に映画が好きで面白いものをとことん撮ってた初心に戻ってやって見たことが、勝因ですよね。情熱ってやっぱり伝播するんです。
ってことで、、
最後のまとめはこれですよ、これ!
盆と正月が一緒にきた感じの歓喜!ラーメン具材全部のせ!
ヒロインの秋山ゆずきさんは超絶魅力的!
スタバ、トールバニラソイアドショットチョコレートソースノンホイップダークモカチップクリームフラペチーノで、豆乳だけど甘いの全部トッピングって感じのお得感満載の映画です!
はい!「カメラを止めるな!」感想書きましたよ!noteさんどうですか!?
最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!!LOVE!!
蒼井一獅
(この記事は最後まで無料だよ!おもろかった!応援してやってもいいぜ!って方は、100円サポートポチってくれたり、♡押してくれたりシェアしてくれたりフォローしてくれたら喜びます!)
ここから先は
¥ 100
サポート嬉しいです!ありがとうございます。大切に使用させていただきます。