「チェックイン」が全て
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「チェックイン」が全て

これ、夫婦の対話において一番の奥義だと思ってます。

チェックインとは?

ホテル宿泊時とか飛行機に乗る時に使うチェックインとは少し違います。

今何を感じているか、心の中にあるものは何か、ただそれを二人で出しあうだけです。出されたものに対して、お互い何も言わない。ただただ聴くのみ。

対話の場やワークショップで最初に行われていたりしますが、そういった場によく二人とも顔を出していたこともあって「二人で話す時にはまずチェックインからしてみようか」と自然に始まった気がします。

なぜ必要かと思ったか

もともと我々夫婦は、結婚するまで遠距離(関東と関西)での付き合いでした。お互い別々の仕事をしていたし、それぞれ別のコミュニティ(会社や周りの友人)に属していました。

でも、例えば会社で辛いことがあった時、誰かとモヤモヤした関係になった時、パートナーを心配させまいと、あるいは、些細なことであるから、と感情に蓋をして相手に我慢してしまうこともあると思うんですよね。

物理的に近い距離なら、もしかするとパートナーの異変に気づいて「どうしたの?」と声をかけ、話が始まるかもしれません。遠距離であるがゆえかその状態に気付きづらく、モヤモヤを抱え込むことが起こりやすくなります。

特に僕の場合、我慢して乗り越える傾向が強く、自分自身も知らず知らずのうちにストレスをためてしまっていました。

そんな状態は良くない!と妻(当時パートナー)と話し、どんな些細なことでもいいからその日に起きたことや、その時感じたことをお互い出し合うことにしました。毎日。これはずっと続いていることです。

何が良いか

モヤモヤした気持ちに蓋をして自分でも忘れる、といったことも可能ですが、そのやり方をしてると、なにかの拍子である日いきなり爆発します。
そんな「いつか爆発する爆弾」を除去できるわけですが、とにかく気持ちがスッキリします(笑

感情レベルで互いにまめに情報交換しているためか、相手の気持ちがわかるようになってきます(チェックインの時気持ちも共有されるので、相手の気持ちがそうだという思い込みもなくなります)。結果、行動のシンクロが起こることも多くなります。これは組織におけるチームでも言えますが、シンクロが多く起こるとより仲良くなります。人生において多くのリソース(時間、お金など)を共有するパートナーとの関係性の質が向上することはとてもお互いの人生にとって有意義です。

うまく出来ないこともある

今何を感じているか、これ結構難しいです。感情を表現する語彙が足りないから、自分へのアンテナの感度が低いから、とか理由は色々あるかもしれませんが、出せないことには変わらず、自分で自分が疲れていることに気付かない”過労”状態に近いことが起こります。

僕も感情出し切ったつもりでいたら、いつの間にかモヤモヤを溜め込んで、爆発してしまう、ってことが何度もありました。

感情には「相手」に対するものもあります。
チェックインの時、ただただ聴こうと思っても、その感情を受け止めてしまい自分がモヤモヤしてしまうこともあります。

筋力をつける、相手を信じる

慣れないことは失敗します。予想外のことが起こるとうろたえてしまうかもしれません。これは、何度も何度も繰り返し、身体に覚えさせていくしかないと思います。

そのために必要なことは相手を信じること。倒れても立ち上がってくることを信じること。

「チェックイン」は、まさに互いに全力でスパーリングするようなハードなトレーニングなのかもしれませんが、どんな感情でもこの人になら共有したい、と思えるような関係性を育んでいけるパートナーになっていけると信じています。

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コーチ時々エンジニア。対話の場作りやコーチング(パーソナル、システム)も行っています。https://www.yumemi.co.jp/ ←社内コーチ https://www.co-leaders.co.jp ← 代表 https://note.com/shihotan ← 妻