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これからの「自ら行動を起こす」を学ぶ〜「県立広島大学大学院ビジネスリーダーシップ専攻研修プログラム」in江田島の企画会議を終えて〜

江田島市で行う県立広島大学大学院ビジネスリーダーシップ専攻の研修プログラムの企画・コーディネーターを務めさせていただいております。

9月18日〜19日の2日間は、江田島市内を舞台に社会人大学生を対象にした新たな事業を展開するためのヒントを得ることができる研修旅行を開催します。

そのプログラムの企画・講師を務めさせていただくため、先日、江田島市内のメンバーと企画会議を行いました。

自発的・主体的に行動するなかで、 「自ら行動を起こす」ヒントを学ぶ

参加者のみなさんは、広島の経済を牽引する企業約30社のこれからのリーダーを担っていく方々です。

今回は、江田島市教育委員会所管で学校教育・社会教育を中心に理科教育を推進してきたさとうみ科学館や江田島市の農林水産業を支えてきた漁協組合のみなさまをはじめ、観光、移住・定住促進など地域で事業を営む方々が分野を越えてお集まりいただきます。

参加者の皆様にとっては、地域の実践者のみなさまとの出会いや対話、そして、瀬戸内海の自然に身を委ねるワークも取り入れながら、これからの事業構想やキャリアを考えていく上で必要な「気づく力」「感じる力」を深めれたらと思います。

その地での学びを生かし、実際に地域に携わる事業と構想にチャレンジ

今回は、インプットするだけではなく、旅を通じて、地域に触れながら、地域資源を守りながら、経済も発展させていくための新しい経済の仕組みや地域のあり方を考えます。

そして、実際に事業構想を組み立て、1年間チャレンジを進めていきます。

今回、この研修旅行を通じて、これまで地域の方々が大切にされてきた「環境を守ること」と「経済発展」の両輪の事業を複数体感できるだけでなく、それぞれリーダーシップと企業の構想を組み合わせて、自分の言葉で語り変革を生み出す一歩、そして、新しい事業構想のヒントとなれば幸いです。

さいごに

今回、もう一つのチャレンジとして、地域資源の活用や教育による普及を担ってきた社会教育施設である「さとうみ科学館(社会教育施設博物館)」の新しい定義をしていくチャレンジに今回参加させていただきます。

さとうみ科学館の館長である西原直久さんは「これまで江田島市内のこどもたちに届けてきた素晴らしい教育資源を、地域資源と捉え直し、広島の経済を支える企業人に届けていくことで、新しい化学反応が起こすことができるかどうかを検証する、長期的なビジョンを持った仮説を検証する。科学館としても新しいチャレンジでもある。学校教育に提供する探究学習にもこうしたつながりやプログラムを活用したい」と語ります。

地元の方が「この土地だからこそできるチャレンジを自分の言葉で伝えることができる、そのこと自体が、地域にとっての方々の勇気や元気を与えるんだな」と感じました。

「自然と海を大切にしながら、経済の発展も両輪で進めることができたのか?」「どうして、なぜ大切にしようと思えたのか」というところにこれからの社会を生き抜くヒントがあるのではないか?、自主的な行動を起こすとは何か?と思いと考えを巡らせながら、当日に向けて、企画と当日の研修資料を作っていきます。

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