見出し画像

生産性向上・時間効率化。その先にある本当に大切なものは? 〜2つのパワーフレーズで大切なものを見つけよう〜

・もっと時間対効果の高いことをしなければ
・ムダなことをどんどん削って有意義な時間を作らなきゃ
・とにかく自分磨きに徹して市場価値を上げなきゃそう思っていませんか?

厳密に言うと、そう思わされていませんか?
何を隠そう、僕自身がそんな思考に陥りがちでついつい本当に大切なもの、大切にすべきものを見失ってしまいます。
どれだけ市場価値が高くても、どれだけ有意義な時間があっても、どれだけ時間対効果の高いことをしたとしても、本当に大切なものを見失ってしまえば元も子もありません。この記事がそんなことに気づくための1つのきっかけとなれば幸いです。ではいきましょう!

何のために生産性を高めてムダな時間を減らしているのか?

画像1

生産性を高めてムダな時間を減らす本当の目的がはっきりしていますか?これがはっきりしていないと、本当に大切なものを見失ってしまうかもしれません。
まずは自分に問いかけてみてください。

「今何でそれだけ生産性を高めたいと思っているんですか?」
「今何でそれだけムダな時間を削ろうとしているんですか?」
「今何で自分磨きをしているんですか?」

この質問に即答できるなら大丈夫でしょう。
僕は少し考えて「より良い人生を送りたいから」「ムダな時間を過ごしたくないから」「豊かな生活をしたいから」と答えました。
一見何も問題なく見えますよね?でもこの答え、すごくざっくりとしてませんか?ツッコミどころがありますよね?
例えば「より良い人生って具体的にはどういう状態?」みたいに・・・。

これが明確でないということは、生産性を高めることそれ自体が目的になっている可能性があります。本来何かを成し遂げるための手段だった生産性を高めることが、目的に置き換わってしまう「手段の目的化」が起きてしまうわけです。
一度この状態になってしまうと振り返るキッカケに出会うまではず〜っと生産性向上にとらわれたまま、本当に大切なものをないがしろにしてしまうでしょう。だから今一度本気で考えてみてください。

生産性を高めた先に何があるんですか?
何のためにやっているんですか?

これに対する答えが具体的であればあるほどいいです。しっかり考えてみましょう!

本当に大切なものとは?

画像2

ちなみにみなさんにとって本当に大切なものは何ですか?これは人によって異なるものですよね。本当に大切なものを言語化しておくことには大きなメリットがあります。そのメリットの1つが、改めて自分にとって大切なものをこれ以上ないほど明確に認識できるということです。

気づけていないものに気づくためには目に見える形で表現することが効果的です。
ちなみに僕にとって本当に大切なものは

・自分が関わりたいと思える人との人間関係
・いつまでも美しく、かっこよくありたいという美意識
・常に余裕があり、ありのままでいられる気楽さ
・現状維持にとどまらず前に進み続ける成長意欲
・何にでも飛びつくような好奇心

以上の5つです。ちなみにこれは八木仁平さんの著書「世界一優しいやりたいことの見つけ方」という本で見つけることができた自分の大切なもの(価値観)です。これらの大切なものを実現するために生産性を高めているということを認識できれば、豊かで幸せな人生が待っていると僕は信じています。

もちろん、価値観と生産性向上の両者を同時に取ることができなこともあるでしょう。例えば、大切にしたい友人からの誘いがあったけど、同時に自分の将来に必ず生きるスキルアップのチャンスがある場合。人間関係重視の価値観と、スキルアップの生産性向上の両者を同時に取ることができないかもしれません。
でも長期的な視点で考えたときに、その時に本当にすべき選択をし、できなかった方はしっかりアフターフォローをする。こうすることが冷静にできるなら最終的にどちらも手に入れることができると思います。
そんな簡単にいかないかもしれません。でも、まずは本当に大切なものを明確にする。そしてその実現のために日頃の生活を送る、改善する。
それが幸せになる(目的)ための生産性向上(手段)なのではないでしょうか?

生産性にとらわれすぎないためには? 2つのパワーフレーズ

画像3

何度も言いますが、本当に大切なものが何かを認識することが生産性にとらわれすぎないためには必要不可欠です。で、そのために何をしたらいいのか。
答えはシンプルで「何のためにこれをやっているのか?」「誰のためにこれをやっているのか?」と自問してみることです。なぜかと言うと、この問いをすることで物事の「本質」を見抜くことができるからです。
つまり、日々の喧騒やエゴに囲まれた中で「本当に大切なもの」を見つけることができるということです。ちなみにこの考え方は横田尚哉さんの著書「「誰のため?」「何のため?」から考えよう GE流・問題解決の技術「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ」から参考にさせてもらいました。元々は問題解決のアプローチとしてこの考え方は用いられるのですが、人生における大切なものを見つけるのにも役立つと思います。

スキルアップの勉強をしているとき、日常の無駄を省こうとしているとき、自分に聞いてみてください。

「これって何のためにやっているんだっけ?」

と。
それによってみなさんにとって本当に大切なものが見えてくるはずです。
「何のため?」「誰のため?」この2つはとんでもない力を秘めたパワーフレーズです。日常のあらゆるところで活用してみてください。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?今回の内容は自分自身がついつい陥ってしまいがちなことをみなさんにも知っていただく価値があると思い記事にしてみました!
抽象的な内容が多く、わかりづらい部分があったかもしれませんが、個人的にはとても大切なことだと思っているので、「よくわからん!」と思われましたら、ぜひ時間を空けて再度読んでいただきますと、より内容を理解していただけるのではないかと思います。では、今回の記事の振り返りをしていきましょう!

何のために生産性を高めてムダな時間を減らしているのか?
ムダな時間を減らすという手段にとらわれないで、その先にある目的にしっかり目を向けましょう!
本当に大切なものとは?
みなさんの本当に大切なもの(価値観)を具体的に言語化しましょう!それが改めてみなさんに気づかせてくれるきっかけになります。
生産性にとらわれすぎないためには? 2つのパワーフレーズ
「何のため?」「誰のため?」を常に自問し続けましょう!

この記事があなたの人生のどこかで役に立てば幸いです!

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?