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【雑談編007】名言「置かれた場所で咲きなさい」 本当にそれでいいのか?

置かれた場所で咲きなさい。

皆さんはこの言葉をどこかで目にする、あるいは耳にしたことがありますでしょうか?僕はこの言葉を4年ほど前に知って、当時とても感銘を受けたことを覚えています。
それから時がたち、ここ1年以上自己研鑽に励んでいく中でこの言葉の捉え方が少し変わってきました。そのことについて今回述べていこうと思いますので、時間の許す時にお付き合いください!

ではいきましょう!

そもそも「置かれた場所で咲きなさい」とは何なのか?

置かれた場所で咲きなさいとはノートルダム清心女子大学前理事長の渡辺和子氏の言葉です。

その心は「今自分のいる状況・環境で、できる限りのことを精一杯しなさい」ということです(本を見直していないのでうろ覚えではありますが・・・)。不遇な環境についてネガティブなことを言うのではなく、とにかく前向きに頑張ることで花を咲かせようということですね。

無駄口を叩く暇があるならその不満の解決のために行動を起こしていくことの方がよっぽど合理的だし、実際のところその方が人生が好転する可能性が高いと思います。だから自分が苦しい時には、この状況だからこそ精一杯頑張って結果を出すんだ!という思いを持ってやるべきことに打ち込んできました。その行動を後押ししてくれたのがこの「置かれた場所で咲きなさい」という言葉です。

この言葉に対する見解

ここまでこの言葉のプラス面について語ってきましたが、今現在の僕の見解は変わってきているのでそれについて書いていきます。

今は「置かれた場所で咲く必要はない」と思っています。

言い方を変えると、本当にイヤだと思う状況ならその状況を改善してイヤだと思わなくていい状況にしよう、と思っているわけです。
なぜなら、キツい状況で無理して頑張って上げる成果よりも、楽な状況でそれなりに取り組んで上げる成果の方が圧倒的にコスパがいいと思っているからです。

苦手教科を無理して点数上げるよりも、得意教科を頑張って点数上げる方が楽ですよね。仕事でもイヤだなと思うことを無理してやるよりも、それをやらなくていい方法を模索したり、工夫して楽しみを生み出したりするようにしたほうがより楽により良い成果が出せるものです。

そういうことからわざわざ「置かれた場所で咲く」必要はなく「イヤだと思う状況を改善してイヤだと思わなくていいようにしよう」というのが今の僕の見解です。当然置かれた場所で咲きなさいという言葉に感銘を受けたあの感情を忘れているわけではありません。やっぱり置かれた状況で頑張ることは大切だし、そこから得られるものは間違いなくあると思います。

だとしてもそこで得られるものを苦しみながら得るよりは、少しでも楽しいと思えることをやりながら多くの成果を出していくことの方がいいと思っています。だからこそ置かれた状況で咲く必要はありません。

イヤだと思う状況は改善してイヤだと思わなくていい状況にしましょう!

この言葉をどのように活用していくべきか?

とはいえ、やっぱりこの言葉には力強さがあります。人の心を打つような、本当に素敵な言葉です。特に努力を重んじる日本人的気質にはこの上なくフィットしている言葉であることに間違いないでしょう。

じゃあそんな「置かれた場所で咲きなさい」という言葉をどのように活用していくべきなのか?

僕は、「置かれたい場所に自分を置き、そこで咲きなさい」と解釈を変えて意識しています。

「もうもはや原型と全然違うじゃん!」

と思われるかもしれませんが・・・。

置かれた場所、つまり自分を置く環境はとても大切です。人間は自分の置かれている環境のことが好きであれば幸福度が高まります。

身近な例で言えば、デスクに好きな文房具を置いたりするなどの物理的環境構築、自分が好きだと思える人が周りにいるなどの人的環境構築、いつも余裕を持って何かに取り組めるなどの精神的環境構築が置かれた場所として考えられるでしょう。

それらを意識的に整えていくこと、つまり「置かれたい場所に自分を置く」ことで夢中になって物事に取り組むことができます。すると自動的に本気で取り組めていることから「勝手に咲いてしまう」ことができるわけです。
だからこそ、置かれた場所で咲きなさいという言葉の解釈を少し変えて、「置かれたい場所に自分を置き、そこで咲きなさい」という考え方を活用していくのがこれからはいいのではないかな?と思っています。

まとめ

ということでいかがだったでしょうか?今回は「置かれた場所で咲きなさい」という名言について僕なりの見解を述べてみました。少し変な感じの記事となってしまいましたが、雑談編ということでご容赦ください・・・。では今回も振り返りをしていきましょう!

そもそも「置かれた場所で咲きなさい」とは何なのか?
渡辺和子氏の名言であり、自分の置かれた状況でできる限りのことを精一杯しなさいということです。
この言葉に対する見解
「置かれた場所で咲く必要はなく」、イヤなことを改善してイヤだと思わなくていい状況にしよう!というのが僕なりの考え方です。
この言葉をどのように活用していくべきか?
無理に鵜呑みにせず、「置かれたい場所に自分を置き、そこで咲きなさい」と解釈を変えて活用しよう。環境設計こそ勝負です。

この記事が何か生活改善の一助となれば幸いです!

ではまた!

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