リーダーやるひとへ。

この記事は帰りの電車で携帯の充電が無くなったので暇つぶしに書いてます。最寄りまであと20分なので挑戦してみます。

「駆け出しリーダーがやるべきこと」

人生の中でどこかしら、チームのリーダーなどを任せられる人は多いでしょう。
ZeroPlusの卒業生の皆さんの中でも、チームを組んでフリーランス活動をする方も多くいらっしゃいます。


僕はそんな卒業生の方からチームの運営に関するご質問をよくいただくわけですが、やはり共通してできていないことがあります。

それは「伝わり方を意識すること」「全員の納得度を揃える努力」です。

ちなみに僕はリーダーとかは嫌いです。あれって陽キャがやるもんでしょ。

陽キャ

でもまがりなりにも会社を立ち上げて2年ちょい、社長の村上を近くで見ているし、少なからず自分がプロジェクトの指揮を取ったりマネジメントをしてみたりした中で思ったことがあります。なのでプロのリーダーの人は見ないでください。


まず、リーダーの役割の定義です。
ここでは、「全員が同じ方向を向いて進めるようにすること」とさせていただきます。

「伝わり方を意識すること」
これはまぁぶっちゃけリーダーだけの話じゃないんですが、リーダーが率先してやった方が良いです。
リーダーの大きな仕事の一つに「伝えること」があります。ここでいう「伝える」というのは、ただ言葉を音として耳に届けることではなく、リーダーの言っていることをメンバーが理解し、自分の中で咀嚼することを言います。そして面白いことに皆さんが普段使う日本語は育った環境により、癖がたくさん出てきます。多彩な表現が美麗な言語である反面、センシティブな言語なのです。

特にイメージしやすいのは「ビジネス用語」。大学生の皆さんはほとんど聴き慣れないんじゃないでしょうか?また、業界や企業風土によって言語がまったく違ってきます。「イノベーション」「アサイン」、さっき出てきた「センシティブ」。なんとなく皆さんの中でもニュアンスは掴めているものはあるでしょう。でもこれが会話の中に( ✌︎'ω')スッって出てきた時、思考一瞬止まりませんか?そのあと会話が続いたらそこだけぼんやりしたままで、後から思い返そうとしても正確に思い出せなくないですか?

リーダーだけでなく、全員が普段から相手が理解しやすそうな言葉を心がけ、必要なら会話を止めてでもその言葉の意味をすり合わせるべきです。たまに自分でもわかってないのにカタカナ使っちゃう人もいますし。特に戦略などを練る際は人によって理解に差異があるとストップしてしまったり、間違えた方向に向かうこともありうるので、必ず全員の言葉の定義の認識は一致させないといけません。


「全員の納得度を揃える努力」
これ、一番むずいです。
多分どんなに熟練の管理職の方でも常に悩まれていると思います。

スポーツサークルをイメージしてみてください。


全員の共通目的は「スポーツをすること」。でもいろんな人がいます。
高校で国体出ててサークルでも週4でやりたい人、なまらない程度に週2くらいでやりたい人、練習後の酒が飲みたいだけの人...(etc 

ここで「じゃあ明日から毎日4時間、基礎練からはじめます!」って言ってみたら何が起こるでしょうか。国体でた人はもしかしたらやる気出してくれるかもしれない。
でも他の人は全員やめるでしょう。

そういうことなんです。

一見、利害が一致している集団だとしても、その利害をどこまで期待いるのかや、それに行き着くまでの背景などから、チームとして成り立っていないケースをたくさん見ます。

友達に「起業しよう!世界を一緒に平和に導こう!」って言われて乗り気になったとしても、その目的の部分を自分が腹の底まで落とし込んで納得できていなければ、3日で瓦解するでしょう。

ただ、リーダーはこれをやりがちです。なぜなら、気張り過ぎてしまうのです。リーダーに就任した際に、意気込みやマニフェストを語ることもあると思いますが、それに対してメンバーが腹の底から納得していないと意味がないということです。

そして組織全体の納得度を揃えるのは非常に困難であり、しかも正解はないのです。

全員が折り合える案なんてものは存在せず、違うパターンの人が3人いる時点である程度は妥協しなければならない人が出てきます。時には抜けてしまう人もいると思いますし、必要だと思います。   


でもこれを正解に近づけるためのツールがあります。

「1on1ミーティング」です。

1on1面談とは...

「1on1ミーティングは月に1回~週に1回といった定期的なペースで行い、部下が仕事を通じて得た体験や課題、悩みを上司と共有します。上司はその内容にフィードバックをして、部下の成長を促します。」

(https://www.kaonavi.jp/dictionary/1on1/)


詳しいやり方などは長いので省きますが、リーダーや管理職の人が1on1面談を通して、その人のなりたい像や目標を把握し、能力を100%発揮した上で目標達成まで導くことができます。また、小さな不安や不満などを定期的に聞いてあげることで、ネガティブな感情を溜め込んで爆発してしまうことを避けることもできます。

僕はその道のプロじゃないのであまり偉そうなことは言えませんが、少なくとも1on1面談は組織課題の解決に大きなインパクトをもたらすので、最初はぎごちなくてもチャレンジしてみることをお勧めします。

ただし、背伸びは絶対にしないでください。自分をよく見せようと背伸びをしてしまうと、結果的にリーダーに対する求心力が低下します。偉そうに言ってくるくせに実は大したことないやつ、みんな好きじゃないと思います。

だから僕も背伸びをせずこの辺で終わります。
この内容に関して興味ある人いたらいつでも連絡してください。
正月でも答えると思います。(多分)

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