阪神タイガースの謎　　

球団創立1935年の日本では2番目に古い球団、阪神タイガースは、財政改革と勇猛な武将として歴史に名を残す河井継之助の愛弟子、外山寅太、後に関西財界に多くの足跡を残した外山脩造に改名によって創立された。
僕の会社のセントラルキッチンの近くに尼崎商店街があり、たまに買い物に行くのだか、朝から晩迄、優勝の興奮が覚める頃なのに、道場洋三の歌う六甲おろしが、奏でられている。阪神間に住んでいると、何らかの関わりが、タイガース選手と出来る。昔、テニススクールを経営していた頃、永久欠番の吉田義男さんの娘さんが、スクールの生徒だった。元タイガースの4番のお子さんが、クワンチヤイで働いていた。今村選手や金本監督の家にタイ料理のデリバリーに行った。等　身近に感じています。その阪神タイガースにはいくつかの謎があります。88年の歴史は割に2度しか日本一になった事が無いのは謎です。そんな強いのか弱いのかわからないのに熱烈なファンの数は日本一なのも謎です。そして金本監督や矢野監督でなし得なかったアレのアレを岡田監督就任一年目でなし得た事も謎です。人気が日本一の理由は、日本最古の球団、正力松太郎創設の東京読売ジャイアンツに対する、大阪人の反骨心と日本の野球の聖地、甲子園球場をフランチャイズとしている事でしょう。なかなか優勝できなかった理由は、いみじくも岡田監督が、言っていた、ファンやマスコミの贔屓の引き倒しに負けて来た事でしょう。裏方さん、スカウトさん、そして岡田監督率いる指導陣の的確な指導で、阪神タイガースの謎は解明され今後は阪神タイガースの黄金期が、到来する事を祈っています。今回の日本シリーズMVPの近本選手が、外山脩造が、創業した大阪ガス出身であることも因縁を感じます。
アメリカのデトロイトと尼崎や甲子園が類似し創設者　外山寅太に因んだタイガースの名前は悠久の歴史を続けています。