【検証】週刊 新聞折込チラシ分析(6/23-29)
小売店の販促・デザイン担当として、年間400案件近くの店鋪販促を管理する筆者が新聞折り込みチラシを一枚一枚チェック。
分析結果を報告する記事です。
企業で販促を担当する上で、知っておくと意外と役に立つかも!
少しでも参考になれば嬉しいです。
※分析する目的については、前回の記事に書いています。良ければこちらもご覧ください。
本題の前に自己紹介
トシミツジュンといいます。
日本で2番目に小さい市、東京都/狛江市に住む会社員です。
今の会社で入社当初は、インハウスデザイナーとして約300店舗で使用するPOP・チラシなどの紙媒体やWebバナーなどを制作していました。
最近では、趣味の料理・カメラの経験を活かして『料理撮影』をSNSで投稿したり、キャッチコピー・Webライティングなどの『言葉を扱う』クリエイティブにも挑戦しています。
自身のスキルを通じて、様々な手助けをしたく、広告・販促領域における《職業カメレオン》を名乗っています。
検証結果 6/23(水)~29(火)
1週間のチラシ合計は70枚。
前週とほぼ同数で、曜日別の枚数は土曜日の20枚がトップ。
次に多いの曜日が水曜日の12枚でした。
業種別に分類してみるとスーパー・薬局・コンビニが15枚で最も多く、次いで教育関連が多く折り込みされていました。
教育関連のなかでは、塾の夏期講習告知が圧倒的に多かったです。
ひとつトピックス!
集計から4週目にして、初の『旅行・レジャー』の折り込みがありました!
<伊藤園ホテルズさん>
この状況下で広告を打つことは、ある意味英断だと感じました。
その英断に敬意を表して、勝手ながらここで取り上げました。
今週のNo.1クリエイティブ
<企画・レイアウト部門>
パリミキさん
表面の約6~7割をメインビジュアルに据える思い切りの良さ!
裏面も詰め込み過ぎない情報量で、他のチラシと比較して群を抜いて見やすく感じました。
<コピー部門>
KUMONさん
やっててよかった、公文式!
何を今さら、とツッコミが入りそうなほどのお馴染みの名コピーですが改めて見てもキャッチ―でリズムがいいですね。
勉強=苦手、という印象だけど受講することで得られるメリットを「やっててよかった」という言葉に集約したあたりが秀逸です!
ちなみに、、
このチラシデザインも良いですね。塾のチラシだと生徒や講師の顔写真をメインに据える企業が多いなか、KUMONはイラストベース。毎日のように折り込みされるチラシの中で、いい「逆張り」になっている印象を受けました。
まとめ
土曜日の折り込み枚数が増えていたりと、少しずつ日常が戻りつつある印象を受けました。まだ自粛をしなくてはならない状況下で、感染対策を行いながら集客を行う各企業の姿勢は尊敬に値しますね。
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