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黒いガンダム            エコプラマークⅡ(組み立て)     

さてさて先ずは1体目となるエコプラこの時期の取説見ていくと胴体から。
最近のモノは頭部からが多いような気がしていたが順序に従って胴体から進めていこう。


・胴体

胴体から進めていく。
基本構造はこれまで作ってきたHG連邦軍キットと一緒、首はポリキャップ、胸部は前後嵌め合わせ(モナカ)、胴も同様。
唯一違うのはデザイン上でも独特の肩部、ここだけはマークⅡのアイデンティティー所以の構造だ、リバイブ版やバーザムと少し違うけど。

結構ヌリは荒いな

作っていて驚いたのだがコックピットハッチの下、胸部と胴に被せるような構造で嵌めると見えなくなるのだがMGばりにコクピットハッチのモールドがあったのには驚いた、無論MGだったらシートにパイロット迄360°モニターの球体迄あるけどHGでここまでしてあるのには脱帽だ、しかもこの時のプラモで、組んだら見えなくなるところなのに。

もう一回二回塗れば筆ムラがなくなってくるであろうが今回は完成品がどんな感じか見たいからこのまま進めていく。今後また作るであろうから差し色の見本的な感じにしよう。

・頭部

この当時の頭部はモナカ。
思いっきり左右パックリw。
ここで問題、箱を開けると入っていたはずの補填シールが無い、探せど(見ればすぐわかるけど)無かったので塗るかとも思ったが先日作ったアドバンスドヘイズルに付属していた補填シールがあったのでそれで代用した。


組んでブレードアンテナ、額の赤い部分は接着剤塗布で貼り付けたのだがその際にバイスで挟んだのだがこういう挟み方するからトサカがパックリ開いたw。それ以外は特に不満点はないこの時期の造形としてはよくできているのではないだろうか。

・武器類

この頃と今とでは工程がだいぶん違う、ここで武装類が出てきた。
ハイパーバズーカ、ビームライフル、シールド。

組立前の時にこのエコプラってどんな感じだろう?と材質に少し触れた発言をしたが、感想としてはこの黒いリサイクル商品の僕の印象としては結構いい。
ニッパーの歯を入れた時のヌルッと入る感じ、切ったときのプラが白化しにくい(様に僕は感じた)感じ、確かに薄い色は黒だからグレーサフなんかを吹かないと厳しい感じは否めないが今の経済事情、社会事情を勘案しても納得できる感じだ。
別に何ら忖度もないけどw。

エコプラマークⅡ公式ホームページ

これが1047円って凄い、しかも一般売りしてた時は色プラだったのだから余計に凄い!。
しかもグフにいたっては・・・。

エコプラグフ公式ホームページ

838円だって!、今時こんな値段で!、そりゃあ色プラじゃないけど十分だ、可動範囲が今とは全然違うらしいがブンドドとかしないもの、しかもザクマシンガンまで付いてる!。
思っていたザクマシンガン欲しいな、がしてあるのには笑った、その延長線上はジャイアントバズかなw。

・腕部

腕部の構造はいたって単純なモノ、肘の可動範囲が90度くらいなのとか肩アーマーのつけ方が上腕部に取り付けとかオードソドックスなこの時代基準で安心感がある。
手の取り付けも然り、いつものポリキャップ、経年劣化でそりゃプラプラになるのだろうけどw。

腕部分に3つもポリキャップを挟むゆえにモナカ構造物が多少すいちゃうこともあるけどw。
この時期は腕部、肘、シールド用、手首用、肩の4つのポリキャップを腕に使用してる、今みたいにポリキャップレスの構造を見てしまうとなんだかなぁと思ってしまうが時代が時代だからそこは仕方ない。

・腰部

腰部でこのエコプラの性質上なのか設計データ上のミスマッチなのか少し問題が出てきた。
それはフロントアーマー、”ふんどし”って言われるパーツを止める箇所が少し緩い感じがする。
これがエコプラペレットの特徴なのかは定かではないがすぐにポロリと外れてしまう。
これはスカート部にも言えた、ここは接着剤塗布で対応した。
雰囲気的に少しABS的にも思えた、気のせいかもしれないけど。

・脚部

足裏は今みたいにガッツリ肉抜きしてはいないがしてある。

また関節部位は黒鉄色で塗っているがいつものランナー時での塗りで組み立て後の再度塗りこみはほとんど行っていない。
ホントに少し塗った程度だ、今回はこんな感じで行くっていうデモに近い、これだけの差し色でいけるかな?という確認作業だ。

何だかんだで写真撮りながら脚部を組んでいく、上の写真を見るとかかとのカバーを取り付けるのを逃してる。
ここは後でも対応できるので良かった、GM系ではない構造だった。

・バックパック

バックパックもそうだ何となくビームサーベルの取り付けが緩い、ポロリととれそうな雰囲気を感じたのでここも潔く接着剤塗布で。
同様の理由でバックパックのバーニア4つも接着剤でひっつける。

A⑪パーツはディフェンサーでも着けるとき用のハードポイントなのだろうかリバイブ版にこんな構造あったかな?と。

一応コレで完成した、雰囲気はつかめた、差し色だけで化ける。
リアル「黒いガンダム」だ。

・総評


色々と指摘する所はあるがそこは総評として。

まぁまぁこれくらいの差し色で十分楽しめそうだ、行くたびにエコプラを選ぶのもいいかもしれない、他にエコプラではグフを買ったからどんな感じかはこの後組んでみてわかるだろう。
良い作業療法のリハビリにもなった。
また下地が黒いこともあってか色ノリが悪そうなので何回も塗るとか話題のコピックアクレアを試すのもいいのかもしれない。
今回はほぼ素組で腰までと、脚部・バックパックと2日に分けて作った、やっぱりこのくらいが一番僕のフィジカル的に良いようだ、それでも課題は結構見えてくる、スネパートを見てみるとやはり握力の加減からか合わせ目がパックリ出ている、握力が圧倒的に足りないようだ。
ポリキャップを挟むのでそれはそれでしかたないのかもしれない。
腰のサイドアーマー取り付けが難しかったのも特筆すべき点かもしれない。
ここのオフセット具合がかなり今の僕には厳しかった。

なんら変哲の無い3㎜軸にポリキャップなんだけどね。
ここは器用さが出るところでもある、左手で”掴む”ことが出来ればまた変わってくるのだろう。

デザイン的にリバイブ版のマークよりガッチリしてるんじゃあ無いかな?。
特に下半身が力強いデザインだ、このデザインならGMクェルからの延長線上と言っても有りなデザインだ、その間に僕の好きなヘイズルがあるけど。

リバイブ版のティターンズマークⅡの左肩のシールが何処かにあるんじゃないかな?出てきたら左肩に01~03を貼っていくのもいいだろう。
ガンダムベースサテライトに行く口実が出来たw。

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