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リハビリとしてのプラモデル③(赤バーザム)

もう前回のキハールⅡでかなり自信がついた(パチ組だけど)、今回も前回同様に途中まで組んだけど投げだされたキット。
どうやら、組めてはいるようで、もうすこし組んだら形になるようなところまで組んであるような感じだった。
もう少しなのに・・・。
どこかで行きあたってるのか・・・。
でもあげたのは組めてたようなので何要因だろう?。
これも上半身は出来てる、所々はめるのが弱いところがあるみたいだが、そんなところは僕ならば接着剤を使うのだけれども・・・健常の時は。

今回は”赤バーザム”、入院中はハイゼンスレイⅡ、ハイゼンスレイⅡラーとか病室から必死でポチっとして、声が出ないながらも「わかる」PTさんと花が咲いたものだ。
そんな”AOZ”と呼ばれるガンダムのシリーズ、結構コアではあるが僕には物凄く刺さってる。
退院して声も出ての頃に(今も新作は出続けてるけど最近は手を出してない、沼ですね)続きが色々と出た、これもその時には「今は作れないけど、ゆくゆくはつくれるはず」と物凄く思っていたものだ。
故に作る用・置いとく用・甥っ子にあげる用って感じで購入してた。
今思えば簡単に作ることはできないし、今の時代は瞬殺とかで大変なんだけどね、自分ももっと良くなるものだと思っていた。
この頃は物凄く楽韓的に後遺症のことについて考えていたが・・・。

先に購入しているキットと組み合わせて拡張出来るが今は組むので精一杯、それよりも細かい部品などを着けれるように頑張っていかなければ。
このシリーズはマーキングシールなどもあり、それ込みで見栄えが違ってくる、そういった細かいところができるようにならなければ。
組めては出来ているが皆が思っているようにスムーズには組めていない、この後遺症は脳幹の橋だけに以前も書いてるけど平衡感覚や痙縮(けいしゅく)にとどまらづ、指先の器用さとかにも現れる。
フライパンとかも持つことは出来る?が揺さぶったりができない、皿などは持つとプルプル震えてしまう、握力は少しは良くなってきたけど。
力の入れ具合がコントロールできない、新喜劇みたいな感じになる。
これを養うのにはプラモデル作りが丁度いい感じなのは以前も書いた。

入門グレードを経てニッパーを持ったりが出来、100均ショップでバイス買って動かない左手の代わりにしたり、皿立てでランナースタンドにしたり。

先日の”エアリアル”が組めたのが大いに自信につながった、そしてこの前組んだ”キハールⅡ”、これ組めたら大体のこのグレード(HG)は行けそう、そこで今回の宿題、作りかけの残りのキット。

上半身は作ってあったので難しさなどはわからないが下半身~全体のまとめをしてみるとこのキットはポリキャップレスでフォーマットが今っぽい、もうひるむことは無いガンガン作っていける。

ただ、おおっ!ってなるところもある。
めちゃめちゃ細かいのだ、スナップフィットなのに・・・、いやスナップフィット故か・・・、接着剤で細かいパーツをつける昔のキットみたい。

あとバリがどうしても残ってしまう、もう少し動かないながらも左手で押さえるなりができればいいのだけれども、親指がなんとか動けば・・・。
挟むことができれば、だいぶ変わってくるのだが。
これは作業療法の左手側の課題ですね、ニューロリハをしながら神経を育てていく、少しでも左手で挟むとかができれば・・・。
できればニューロリハの状態でプラモ作りができればいいのだけれども。
以前スパイダースプリント着けてプラモ作った時は途中で外したからな~。

器用さも養いつつ、フィジカルトレーニング等々も同時並行で、趣味のガンプラ作成。もう一つ趣味、自転車は平衡感覚が養えるまでお預けだけどいくつかある趣味の”ガンプラ”はいつもの感じにはチョット足りないけどヨシとしよう。

次はどれ?。
作りかけも終わり、次からは新規作成。

次はマーカー使って少し塗ってみようかな?。
やはり箱の大きさ、厚みは難しさに比例してる、キハールⅡ作ったらこの”赤バーザム”の残りも難しくはなかった「簡単」ではないけど。

こうしたことをふまえて徐々にフライパンさばきとか日常生活動作のポイントを上げていく=経験値を上げることにつなげていこう。

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