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結論が最初 vs 結論が最後【図解】

概要

プレゼンがうまい人は感覚的に知っていることです。「結論が最初」、「結論が最後」のどちらで伝えるか、3つの観点で判断しましょう。

ロジカルシンキング:
議論前提がシンプルかで判断

最初に結論:

線形的な思考や因果関係が明確な場合。

例: 報告の結果や分析結果
「売上が前年比20%増加しました。」その後、各部門の貢献や要因を説明する。

最後に結論:

複数の前提や条件を説明してから結論に至る場合。

例: 複雑な問題解決
市場環境や競合分析を説明した後、「新たな市場戦略が必要です。」と結論づける。

ラテラルシンキング:
発想過程が重要かで判断

最初に結論:

イノベーションやアイデアの提案。

例: 新商品のコンセプトや新しいプロジェクト
「次世代向けのスマートウォッチを開発しましょう。」その後、ターゲット市場や機能を説明する。

最後に結論:

アイデアの背後にあるプロセスやインサイトを説明する場合。

例: アイデア生成のプロセス
レインストーミングのプロセスや参考にしたトレンドを説明した後、「環境に優しい包装デザインが最適です。」と提案する。

クリティカルシンキング:
評価基準の理解が足りているかで判断

最初に結論:

批判的評価の結果や判断を伝える場合。

例: 提案やアイデアの評価
「プロジェクトAはリスクが高いため、採用しないことを推奨します。」その後、リスク要因や評価基準を説明する。

最後に結論:

評価基準や論拠を提示してから結論に至る場合。

例: 査定結果の根拠や分析
各候補者の経歴やインタビュー結果を詳しく説明した後、「候補者Bが最適な選択です。」と結論づける。

参考書籍

この仕事術に関係するテクニックは下記の本の中で解説しています。自分自身が納得できる仕事術の本に出会えなかったことをこの本にまとめました。肩の力を抜いて気軽に読める内容にしているので、仕事術のカタログとして用いると使いやすいです。

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