「学ぶ旅」をおすすめする理由
最近は、「一人旅」から「ワーケーション」まで、旅のスタイルは多様化していますが、「学ぶ旅」というのをご存知でしょうか?
「学ぶ旅」とは、観光地に行ったり、景色を見るような単なる「旅行」ではなく、「学ぶこと」を目的としたツアーやプログラム形式の旅です。
例えば、留学は「学ぶ旅」の1つです。最近では、「スタディーツアー」など、他の言葉で言い換えられていたりもします。
私自身、多くの「学ぶ旅」を経験してきて、新しい発見・出会いをしてきました。「学ぶ旅」によって、旅が特別に、もっと楽しくなると思います。
最後に私が参加したスタディーツアーの中で、定期的にツアーを実施している団体を紹介しています。
■「学ぶ旅」の魅力とは
「学ぶ旅」の魅力を①人、②環境、③内面という観点で紹介します。
①参加する人の魅力
「学ぶ旅」の醍醐味は、同じ目的や関心を持った仲間と出会えることです。
同じ目的や関心を持った仲間と出会うことで、新たな発見や自分自身の成長を実現できます。
同じ関心や興味を持った仲間はかけがえのない存在です。自分の興味や関心の輪と重なり合いながらも、自分にはない経験を持っている人に出会えるからです。
「海外で働きたいと言っても、こんな働き方もあるのか!」など、自分の枠を広げてくれる仲間がたくさんいます。
また、旅の前に参加者と交流する機会も多く、旅の不安を解消させたり、旅のワクワク感を高めてくれます。
②非日常空間の魅力
「学ぶ旅」がもたらす非日常空間も魅力です。普通の旅行は、観光地を巡ったり、宿泊して過ごしたりするのが一般的だと思います。
「学ぶ旅」は旅のプログラムやスケジュールが組まれていることが多いです。プログラムの一環として、観光地を訪れることもありますが、すべての旅程はそれぞれ目的を持っています。
また、普段の旅行では行きづらい場所に行けることも。例えば、私が参加した新潟県 越後妻有のスタディーツアーでは、廃校校舎を巡りました。
普段の旅行では、逆に自分の興味や関心の中でしか考えられないからこそ、このような非日常のもたらす空間は、新たな視点を増やしてくれます。新たな視点を得ることで、日常に戻った際に、自分が変わったことに気づくことができます。
③学ぶ目的性という魅力
「学ぶ旅」と普段の旅行と一番違うところは、旅に「学ぶ」という目的を持っているということです。
この目的性こそ旅を充実させます。「学ぶ旅」は、出発前に「私は何を得たいか?」、出発後に「私はこの旅で何を得られたか?」を内省するきっかけが散りばめられています。
例えば勉強においても、事前に目的を考えて勉強した場合としない場合では、モチベーションが変わります。勉強の後に、復習する場合としない場合では、残る記憶が違います。
これを「学ぶ旅」に置き換えるならば、旅の前に楽しみな理由ができており、その後も心に残るような旅になります。
■まとめ
「学ぶ旅」の魅力は、①参加する人、②非日常の空間、③学ぶ目的性がもたらす、普段の旅行では得られない「出会い」と「体験」と「気づき」です。
旅行が苦手な方でも、プログラムとなっていることが多く、サポートも充実しています。1人でも参加しやすいですし、旅好きのきっかけになると思います。
旅に慣れた方も、普段は訪れない世界に触れるきっかけになるはずです。どんな方にでもおすすめできるのが「学ぶ旅」です。
【参考】私が参加した「学ぶ旅」
定期的にツアーを実施している団体を紹介します。
・スタディーツアー(一般社団法人リディラバ:https://ridilover.jp/study-tour/)
・Learning Jouney(さとのば大学:https://satonova.org/information/learning-journey/)
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