幸せになんてならなくていいよ。
「あなたは幸せですか?」
そんなことを聞かれ、私が思ったのは、幸せになる必要はないということ。なぜなら、大切にしたい価値感と幸せは両立しえないこともあるから。
逃げた方が正しいけど、逃げちゃいけないことがあるように。
幸せとは?
そもそも「幸せ」とは何なのでしょうか?
嫌なことがないこと?健康的なこと?最近で言うとウェルビーイングな状態?理屈的に言ってしまえば、脳内の幸福物質が出ている状態?
おそらく、幸せは、私って幸せだなと思うような、個人の様々な感覚的な面が強いかなと思っています。
「毎日美味しいご飯が食べられれば私は幸せだ!」
いろんな幸せの形があるかと思いますが、
今回は、幸せを「幸せに感じる心の状態」として進めていきます。
幸せに囚われることが不幸の始まり
頑張っているのに、どうして不幸なのか?
私自身、幸せについて、ずっと考えたり、たくさんの本を読んできました。
私は、責任感の強さと、自分の能力以上のことをやろうとしてしまうところ、プライドの高さもあり、生きていく中で、辛いことの方が多かったからです。
どうして、こんなに努力しているのに幸せでないのか?
誰かのために頑張っているのに報われないのか?
ただ、幸せになる方法を学ぶ中で、「幸せになる必要はないんじゃないか」と気づきました。
誰かの期待に応えようとした時に、幸せになれないこともあるからです。
自分の気持ちより期待に応えたい
私の話になりますが、私は小学校から高校まで、陸上競技をしていました。
中・長距離選手で、全国大会・東海大会に出場したこともありますが、正直、走ることが嫌いでした。
練習は辛い。チームの力とか仲間とかと綺麗なものではなく、自分との戦い。
ただ、周りの期待だけはあって、そこは裏切れなかったです。
他者から評価されなくなるのが怖いだけと言われると否定はできませんが、もっと自分のことを優先した幸せの選択肢は転がっていたはずです。
幸せになろうとしてはいけない
過去を振り返った時、辛かったことも、後悔も多かったけど、自分の選択が大きく間違っていたとは思っていません。
ただ、よくないと分かったのは幸せに固執することでした。
なぜなら、自分自身は幸せの選択を選んでいないのに、幸せになろうとしていることが多かったからです。
努力していないのに、結果を求めようとしているのと同じです。
自分が不幸なのは、それ相応の結果が出ているだけなのです。
それが分かると、気持ちが随分楽になりました。
誰よりも頑張っているのに報われないのと、何も頑張っていなくて結果が出ないのは納得感が違うのと同じです。自分のせいだからと納得できます。
だからこそ、他人と比較し、幸せという尺度に囚われることが不幸の原因でした。
幸せになるために知っておいた方がいいこと
ただし、幸せが全てじゃないと頭では分かっていても、そうはいかないのが人間です。
だからこそ、幸せになるための方法を知っておくことが大切です。
幸せのための行動と、人間の本能的行動は違うので、意識的に幸せの選択肢を取る必要があるからです。
睡眠を取った方がいいのに、スマホをいじって夜更かししてしまうのが例です。
全部はできなくても、少しでも、幸せの行動を取るだけで、私たちは前向きになれます。
『幸せがずっと続く12の行動習慣』という本から、12個の具体的な幸せの行動習慣を並べます。
✅幸せがずっと続く12の行動習慣
感謝をする
楽観的になる
他人と比較しない
親切にする
人間関係を育てる
ストレスへの対抗策を練る
人を許す
熱中できることを増やす
人生の喜びを深く味わう
目標達成に全力を尽くす
内面的なものを大切にする
身体を大切にする
まとめ〜幸せになりたいなと思ったら〜
今回、「幸せになんてならなくていいんじゃない?」という私の考えを紹介しました。
ただ、不幸より幸福の方が良い。
何だかんだ言うものの、幸せであることは非常に大事なことだとも理解しています。
だからこそ、幸せの選択肢を知り、幸せになるための選択肢を選べる人が増えて欲しいと思っています。
最後に幸せに関する本も載せてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
お読みいただきありがとうざいました。
幸せに関するおすすめ本
私自身が読んでいて、タメになった幸せに関するオススメ本を載せています。
幸福な人ほど良い結果を出しているという本
幸せを科学的に解説した本
幸せを3つの資本に分類し考察した本
ポジティブ心理学に関する本
お金で幸せを買う方法が分かる本
フロー(ゾーン)と幸せについて書かれた本
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