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奥野じゅん
2020年7月17日 22:56
(まえがき)このお話は、去年、亡くなったハリ1の為に書いたものです。お葬式の前日に書きました。まもなく一周忌なので、思い出がてらnoteに載せてみることにします。 神父はすっとしゃがみこみ、地面に向かって微笑んだ。「いらっしゃいませ」「……」 ハリネズミは、真っ黒の丸い瞳で、神父を見つめている。「我が教会に何のご用かな? ……なんて、君の飼い主の人間さんは、こういうの好きでしょう