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第1回 夢先生レクチャー 池田浩先生


はじめに

2021年7月6日 第1回 夢先生レクチャーが開催されました!
今回のテーマは、、、

 これからスポーツ医学を学ぶ若者たちへ!

          〜“DREAM 夢があるから強くなる”〜⚽       

今回、お迎えした講師の先生は、順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科 教授でもあり、日本サッカー協会医事委員長も兼任しております池田浩先生に講義をいただきました。

〈講師〉 池田 浩 先生

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〈司会〉 センゲル 響 さん

今回の講義は夢先生レクチャーということもあり、司会は医学部1年生センゲル響さんが行いました!
センゲルさんは、今回の司会を積極的に立候補してくださり、医学塾に対する熱い想いと意欲がある塾生さんです。実に、初めてとは思えないほど素晴らしい司会でした!センゲルさん本当にありがとうございました🙇‍♂️

👩‍🎓医学部 1年生 センゲル 響さん
今回、初めて夢先生レクチャーの司会を務めさせていただきました。スポーツドクターを目指す女性として、男性が活躍する場というイメージが少なからずあるこの分野で女性が活躍していくにはどのようなことを意識したら良いかを伺ったところ、女性でもスポーツ医学に関われる環境が整ってきていること、実際に最前線で活躍されている女性医師がいらっしゃることを教えていただきました。最後になりますが、実際に池田先生や他の先生方とお話しさせていただけて、学部1年生のうちからこのような貴重な時間をいただけたことを非常に嬉しく思い、実現してくださった先生方に感謝を申し上げます。池田先生の「限界を作るな!」という力強いメッセージを胸に、これからも勉強に励んでいきたいと思います。


塾生の熱い想い

スポーツ医学を学んでいる塾生に向けて、池田先生ご自身のご経験を交えながら、スポーツドクターになるための経緯・スキル、様々な方との出会いそして学んだことなど、大変貴重なお話をしていただきました。
講義を終えて、塾生が学んだことや感じたことを彼らの言葉で熱く語ってもらいました!

👨‍🎓医学部 1年生 井戸 亮太さん
👩‍🎓医学部 1年生 廣瀬 凛さん

今回夢先生としてレクチャーしていただいた池田先生より、ご自身の経験も交えたスポーツ医学のお話をしていただきました。

まず、先生が強調されていたのが、現状のパフォーマンス・チーム状況などを考慮する力なども必要で、スポーツドクターは整形外科の知識だけでは対応できないということです。スポーツの現場は教科書通りにはいかないことも多く、その現場に適した治療を行うために、そのスポーツを知ったり選手の社会的環境や最終目標を知ったりすることも重要であるとのことでした。
また、スポーツドクターの役割についてもご説明いただきました。具体的に、プレー中の突然死の予防、アンチドーピングに関する活動、選手のパフォーマンス・コンディションの向上、怪我の治療・予防の4つに分けられるそうです。とくに3つ目のパフォーマンス・コンディションの向上に関しては、睡眠(時差への対応を含む)や栄養の面から選手をサポートするための知識が求められ、4つ目の怪我の治療・予防については、日本サッカー界では2020年にJFA-Surveyと呼ばれる調査・研究プログラムが始まっているとのことでした。これは継続してデータを蓄積・解析することで日本サッカーにおけるケガや病気の発生状況を把握し、調査結果を各チームや選手にフィードバックすることでケガや病気の予防につなげることを目的にしているもののことです。(https://www.jfa.jp/news/00024973/より)

また、先生のスポーツドクターとしてのご経験から、チーム競技であっても個々に注目して練習メニューを決めるべきということもおっしゃっていました。詳しいコンディションのチェック方法から、スポーツ現場で先生が必要と考えていらっしゃることなど、ご貴重なお話をお聞きすることができました。


最後に

池田先生による講義は、これからスポーツドクターやトレーナーを目指し、スポーツ医学を学ぶ塾生にとって、非常に貴重で幸せなお時間になったと思います!

次回は、第4回 スポーツ医学塾の講義内容はスポーツ医学塾の開塾者でもある齋田良知先生による「Sports injury Prevention 1st step ~スポーツ外傷・障害を予防する為の第1歩とは?~」の学びについてお知らせします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回もお楽しみに☺️


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