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究理学「心の世界の探求者」おもいやりの経済

おもいやりの経済


思いやりの経済
私の持論の展開
思いやりの経済の原型
さて、家族を観て見ましょう。
お母さんが、食事の支度をしますね。
それに対して、お父さん、子供は、お母さんに、その代金を払いませんね。
これは、お母さんが、ご主人や子供のためを思って食事の支度をするから、お金が発生しません。
お母さんが、子供の教育を行いますね。(お父さんも行うことがあります)子供は、お母さんからいろいろ教わって、その代金を払いませんね。これは、お母さんが子供が可愛く、子供のために無償の愛で子供を育てるからです。
お父さんが家を建てます。お母さん、子供はそこに住みます。
お母さん、子供は、お父さんに家賃を払いませんね。
お父さんは、お母さん、子供が可愛くて、無償の愛で一緒に住むわけです。
 
ここで、一部、お金が発生しています。
それは、お父さんが家を建てるために大工さんに払うお金です。
これは、家族と外部の人の間の話です。
家族内では、お金の授受は行われません。
家族内は、思いやりで動いて居るからお金が発生しません。
 
さて、ここで、話を大きくします。
社会全体が家族のような存在になれたら、社会でのお金の授受はなくなります。思いやりの経済です。
 
これが、私が頭に描く思いやりの経済の原型です。
 
社会全体という概念が、徐々に広がると思います。
はじめは、国単位で行われ、国の中ではお金の授受がなくなる。外国との交易でお金が発生する。と言う状況になると思います。これが、さらに加速して、世界中の国が家族のようになる。ここまで来ればお金は必要なくなります。
世界中が家族同然の生活をするのです。相手のことを思って行動してその代金は発生しないという状態です。
これが社会全体に広がった思いやりの経済です。
ここまで来れば、老後の心配をして貯金をして備えると言う心配がなくなると思います。
 
このような世の中が、あと10年、20年で構築されるでしょう。(これは、私の希望的観測です)
 
世界中が家族同然の生活をするようになれたら、思いやりの経済の完成です。
 
この根底には、ある思想があります。
他人の幸せが自分の幸せと思える心を持つことです。
他人の幸せが自分の幸せですから、これを大きくすると他国の幸せが自国の幸せと思う心です。
このくらいまで、心の世界が発展しなければ、人類に未来はありません。
 
考えて見て下さい。
現在の経済の矛盾を。
賃金が上昇しなければ、生活が良くならない。
賃金が上昇すると物価が上昇します。
インフレです。
物価が上昇すれば、賃金が上昇しなければ、生活は良くなりません。
この上昇は、無限に繰り返し、続きます。青空天井です。
こんなこと、いつまで続くと思いますか。
そして経済格差を生じます。いいことはありません。
だから、私はお金を使った経済は破綻を来すと言っているのです。
 
思いやりの経済ならば、このような矛盾は起きません。
私が、お金の経済から思いやりの経済に移行すると言う理由は、ここからも言えます。
 
現在は、インターネットが普及しております。
どこで、何が足りないか、必要としているかがわかります。
そこへ、手を差し延べれば、問題は解決します。
ここの状態に行くまでには、身魂磨きを善く行っておかなければなりません。
善い心の持ち主だけにならなくては、実現しない経済です。
 
 
私の持論を展開しました。


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