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僕のひこうき雲 13(近況:外泊)

先々週から妻は外泊許可をもらえるようになり、週末は自宅で過ごしている。

家族三人で過ごせる週末を楽しみに、妻も息子も僕も、日常生活を乗り切るようにしている。

本記録は、自分が積極的に生きているか、意志を持って日常を送れているかを振り返るために始めた。

しかし、週末は、一時帰宅できるという始まりの幸福感と、病棟に戻らなければならない終わりの現実感があるため、両者の狭間で、否応なく24時間家族生活の価値の再確認する自分がいて悲しい。

相容れない、始まりと終わりの感情の波がせめぎあって、余波がやすやすと心の防波堤を超えて押し寄せてくるため、客観的に自分を制御なんかできず、常に脆い。

終わりの時間、ひとり病棟に残す妻が愛しくて、切なくなる。

やり切れない。

※この記事は投げ銭記事です。投げ銭は妻の治療費に充てさせていただいておりますり

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妻が倒れてから、感情を言葉にすることの大切さを実感している。拙くても不器用でも、妻への思いは送り続けたい。