僕のひこうき雲 11(近況:入院中の妻を愛しく思うとき)
現在も入院している妻を愛しく思うとき
看護師さんが用意してくれた簡易用のゆるいニット帽から、僕が買った黄色のニット帽に着替えて、病室でとびきりの笑顔で僕を出迎えてくれるとき
普段は左手足のリハビリのためにひとりで服や靴を着脱することを頑張っている妻が、僕には時々甘えてくれて手伝うことを許してくれるとき
雨の日に、今日は無理して来なくていいよ、と気遣うショートメールを送ってくれるとき(必ず会いに行きます)
僕の手をぎゅっと握りながら、病棟内をゆっくりと頑張って歩いて移動するとき
週末の外泊許可で自宅に戻れる、金曜日の夜の笑顔を見るとき
外泊から病院に戻らなければならない日曜日の夜、戻りたくない、ずっと家にいるのと、えんえん泣きながら訴える妻の涙をぬぐうとき
両手で僕の手を包み込んで眠る妻を見つめるとき
※この記事は投げ銭記事です。投げ銭は妻の医療費に充てさせていただいています。宜しくお願いいたします。
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妻が倒れてから、感情を言葉にすることの大切さを実感している。拙くても不器用でも、妻への思いは送り続けたい。