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『わさびのその後』#93

先日、豊洲のフードロス解消のお手伝いをしようと生わさびを購入したという記事を書きました。
https://note.com/junpii1227/n/nb87f4032483b

二人暮らしで生わさび5本。
どのように消費したかをランキング形式でお伝えしたいと思います。

第1位 板わさ
お蕎麦屋さんの定番おつまみ。この料理はかまぼこの美味しさに気を取られがちですが、これが生わさびだと、スーパーの安いかまぼこが主役になれる美味しさに!
このギャップがすごかったということで第1位となりました。

第2位 蕎麦
ざるそばにわさび。
そりゃあ合うでしょう、とお思いですね。
はい、その通りです。
でもね、想像の斜め上いく美味しさになるんですよ。
乾麺をちょろちょろっとゆでただけのお家そばが、老舗?ってほどの味になる。
もうわさびを薬味と呼べなくなります。

第3位 鯛茶漬け
うちの定番料理なのですが、シンプルに醤油とみりんとごまだけで漬け込みます。
そこに濃い目のお茶。
これだけでもおいしいのですが、擦りたてわさびを乗っけると!目が覚めるような香りが体中を駆け抜けます。

第4位 わさび丼
熱々ごはんにカツオ節とわさび。
お醤油をちょろっと垂らしてパクパク!
わたしはこれが一番好きです。
なんか、わさびの存在価値を変えた逸品。
このために生わさびを買うことが、きっとこの先の人生にもあるでしょう。

第5位 ウニ丼
ウニはね、美味いのよ。
生わさびなくても。大好きだし。
でもね、そのウニが「君に会えてよかった」って言ってる、たぶん。
これを相乗効果って言うんですかね、わさびの爽やかさがウニの甘みをひきたてる。
出逢いに乾杯!

第6位 牛丼
牛丼といえば吉野家。
うちには冷凍パックがいつも待機しています。
吉野家といえば紅ショウガたっぷりのっけ。
けれど、固定概念というものは突如打ち崩されるものなのですね。
みなさん、牛丼といえばすりたて生わさびの時代がやってまいりました。
めちゃめちゃ合う!
昼食にも夜食にも牛丼にはわさびですよ!
おためしを。

第7~10位まで
ここからは、「わさび、あんまり合わないかも」シリーズです。
いや、美味しいんですよ、だけど、“ぜひ、生わさびを!”というテンションではないです。

第7位、第8位  卵焼き、卵ごはん
えっと、たぶん、たぶんですよ、卵とわさびはあまり相性が良くない。
というのも、卵が優しくわさびを包み込んでしまうから。
ツンするあの四角いわさびがまあるくおさまってしまう。
ある意味、卵の包容力は偉大です。

第9位 オニオンスライス
新玉ねぎが美味しい季節ですね。
カツオ節とお醤油だけで食べてましたが、ここにもわさびを投入。
うん、なくていいかな。
というのも、せっかく新玉ねぎが甘いのに、わさびの辛さが打ち消してる。
もっとドレッシングにわさびを溶け込ませて、香りを際立たせるようにすればよかったのかな?
オニオンスライスにわさびを直置きしちゃったからな。

第10位 焼きそばにマヨわさび
カップ焼きそばに辛子マヨってかけるでしょ?
あのイメージでイケる!と思ったのですが、辛子マヨには勝てなかった。

番外編 プリンアラモード
遊び心です。
わたし的に、プリンにわさびはありです。
プリンの甘さとわさびの刺激の間に、カラメルの苦みがあることによって調和が取れてる。
後味もさわやかになります。
ただ、バニラアイスには合わなかった。
これ、たぶん、卵の原理と同じです。
乳製品がわさびを優しく包み込んでいるがために、わさびが小さくまとまってしまう。

以上、この自粛生活でしかたどり着かなかったであろう、お味を堪能した記録でした。

豊洲ドットコムには普段食卓には並ばないような食材があるので、よかったらためしてみてください。
料理がエンターテインメントになり、楽しかったです。

サポート!?有難いです。 あなたに100倍良いことありますよう、全力で祈ります。 いつか実家でお店を出す資金にします!