【卒業】バリ島のバリリンガル英語留学1ヶ月を終えた感想
みなさんこんにちは、タイ在住フリーランスのじゅんぺいです。
私は2024年7月に、バリ島で行われている英語留学のバリリンガルに参加しました。
そこで1ヶ月間レッスンを受けた感想を書いていきたいと思います。
バリリンガルについては、以下の記事を参照下さい。
文法について
まずは文法ですが、結構簡単なように見えて難しい、という感じです。
恐らく内容的には中学英語だと思いますが、『be動詞・have・has・do・did』などの使い分けが非常に難しいです。
あとは『過去形・過去分詞』もややこしく、それと have などの組み合わせがまだ理解できていない感じです。
序盤は『あぁ、分かる分かる』みたいな感じだったのですが、似たようなことを続けるうちに、違いが分からなくなってきました。
例えば、『AとBの文章はどちらを使ってもOK』というパターンと、『Aが正しくてBは間違い』というパターンがあり、どちらでもOKというパターンが厄介です。どちらでもいいならどっちを使えばいいのか?となるので。
この辺は繰り返し教材を読み、あとは英語日記で鍛えるしかないかなと思います。
現状、筆記テストならある程度は理解できるけど、正しい文法で会話するのはほぼできず、現在と過去を使い分けるので精一杯です。
発音について
発音ですが、
難しい発音
見た目と違う発音
複数の似ている発音
日本語の発音で覚えてしまっている単語
など、かなり難しいです。そして発音がダメすぎると、思った以上に通じません。
さらにイギリス英語とアメリカ英語で発音が違い、レッスンは日本人に馴染みの薄いイギリス英語が多めだったので、結構混乱しました。
発音はめちゃくちゃ大事ですが、それよりも前に単語を知らないと厳しいので、優先順位としては低めかなと思います。
もちろん、英作文などを読むときに正しい発音を意識すればいいので、発音だけを勉強する必要はなく、他の勉強と同時進行することはできると思います。
リスニングについて
バリリンガルの先生はみんなインドネシア人で、発音がはっきりしてゆっくり話してくれるので、非常に聞き取りやすいです。
しかし、分からない単語があると聞き取れないことが多いです。逆に言えば、単語を知っていれば聞き取れるようになれると思っています。
また、先生はみんな聞き取りやすいですが、タイ人と同じく普通の人の英語は聞き取りにくいです。
タイ人はタイ語の発音など、母国語の発音だから聞き取りにくい
ネイティブは速い・崩す・ボソボソ話すなど聞き取りにくい
という感じです。
あとは教材などを使うより、やはり実際の会話から学べることは多いです。
スピーキングについて
やはり、スピーキングが一番難しいです。
単語が出てこない
発音が雑で伝わらない
正確な文法が身についていない
などなど。
しかし、単語が出てこなくても、知ってる単語に置き換えれば大丈夫ということもあります。
例えば、『横になる』は『lie』なので、『私は横になりたい。』は『I want to lie down.』になります。
しかし、lieを知らない場合は、『私は寝たい。』→『I want to sleep.』でも、おおよその意味は伝わると思います。
実際の会話では、正しい文法・発音・単語を使って話すというより、『如何に言いたいことを伝えられるか』が重要になってきます。
あとは身振り手振り、表情など、ジェスチャーがかなり重要です。
とはいえ、やはり他の単語に変えられない単語も多いので、単語のボキャブラリーを増やすのは必須事項だと思いました。
バリ島生活について
バリリンガルは、希望すれば寮に住めます。そして、宿泊費は無料です。
この寮ですが、まずレッスンをする教室と同じ敷地内にあるので、部屋を出て10秒で教室に着きます。
そして部屋ですが、シンプルながら必要十分といった感じです。
机、椅子
エアコン
快適なベッド、布団、枕
クローゼット、ハンガー
シャワー(水圧、水温ともにOK)
テレビ(使ってないのでどんな番組が見れるか不明)
Wi-Fiも3ヶ所あり、ズームのセミナーを受けても平気でした(たまに調子悪くなる時があります)
そして平日は1日3食の食事が出ます。ただし選べないので、辛すぎたり口に合わない場合もたまにあります。
土日は完全フリーなので、ビーチに行ったり、マッサージしたり、サーフィンしたり、ヨガをしたり、サウナに行ったり、クラブに行ったりなど自由です。
そして食事ですが、かなり美味くてタイ料理より遥かに好きです。しかもローカル飯はタイより安く、1食100円からあります(タイは最低170円くらい)
バイタクやマッサージなどもタイより安く、全体的な物価はバンコクより確実に安いです。
そして気温ですが、年間平均気温24~32℃で、タイより5℃くらい低いイメージです。
乾季の7月に行きましたが真夏の札幌と同じくらいで、朝晩は肌寒いくらいでした。
雨季はスコールがあるのでちょっと快適度は下がると思いますが、総じてバリ島の生活は快適でした。
涼しい
物価安い
飯が美味い
治安がいい
バイタクが便利
という感じです。
バリリンガル全体の感想
まず、バリ島の生活に関しては快適そのもので、全く不満はありません。温暖な気候なので多少アリや蚊などの虫は出ますが、許容範囲です。
レッスンは日本語を話せないインドネシア人講師とのマンツーマン、およびグループレッスンです。
その良さは、以下になります。
他国の文化を知れる、自国の文化の反応を見れる。
日本語を話せない先生なので、レッスンで一切日本語を話す機会がない。つまり、強制的に英語を話す環境になる。
面と向かって会話をするので、温度感などが感じられる。
不格好でも、楽しく会話することができる。
外国人と意思疎通ができる楽しさを知ることができ、英語に対するモチベーションが上がる。
今までお店やホテルなどで短い時間やり取りすることはありましたが、長時間の会話、しかも雑談をすることはありませんでした。
そして自分の英語力ではとても無理だと思っていましたが、実際は意外と何とかなりました。それと同時に、『もっと英語力があればスムーズに会話できるのに!』という気持ちもありました。
そしてその気持ちが、英語に対するモチベーションに繋がりました。
この英語に対するモチベーションは、独学では絶対に身に付かなかったと思います。
今回、現時点の英語力から1ヶ月留学したところで、英語がペラペラになるとは思っていません。
周りで英語が話せる人も、1年とか留学している人たちばかりです。
しかし、英語は身につけたいと思いながら勉強すらできてない状態だったので、何かを変えるきっかけが欲しかったから参加しました。
何かを変えるには、やはり環境を変えるのが一番だと思います。
環境を変えるというのは、やらざるを得ない状況にすることです。
そして今回の留学で、英語を勉強し続けられそうなモチベーションが手に入ったので、非常に満足しています。
あとは、タイに帰ってからが勝負だと思っています。ここで英語の勉強をやめてしまったら、意味がありません。
このままタイに帰ってからも勉強を続けて、1年後にまたバリリンガルに参加して、今度はより会話を楽しめるようにしたいと思っています。
以上になります。
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