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カワセミレポート

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空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには…
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#今日の振り返り

【カワセミレポート 240519】包雛期のカワセミペア

【カワセミレポート 240519】包雛期のカワセミペア

ブログ記事( 殻出し確認!)から1週間、空堀川の上流域、その後のカワセミペアの様子をお届けしよう。巣穴で孵った卵の殻を運び出す「殻出し」が10日に確認され、その後は抱雛(ほうすう)が続いている。

早朝の餌やりタイムには、10~15分おきに雛に小さなエビや魚を与えるカワセミペアの姿がある。この縄張りは餌が豊富、カワセミが「食う」に困らぬ場所となっている。母鳥が雄鳥に媚びを売るシーンも見せ始めた。次

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【カワセミレポート 240503】抱卵を継続中!

【カワセミレポート 240503】抱卵を継続中!

空堀川上流域のカワセミペア、交代での抱卵が続いています。メスの巣穴に籠る時間は長く(1時間を超えます)、オスも30分を超えています。

巣穴下にやって来たオスがしびれを切らして巣穴に入り、巣穴の中で抱卵を交代してメスがやっと巣穴から出る。そんなシーンが繰り返されています。

今朝(3日)、ペアが抱卵を交代するシーンを動画を含めて撮りました。卵の孵った証となる殻出しまで、もう少しかかります。

【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

空堀川上流域のカワセミペア、そのオスによる巣づくりが続いている。今朝も巣穴下でしばらく待機していたオスはメス(マザー)が近くにやってくると促されて巣穴に飛び込む。メスが去って、また戻って来ると、再びオスは巣穴から姿を見せて巣穴に戻る。

巣穴から出て来るオスの嘴には土がついており、メスが巣穴に籠るシーンは少ないので、メスの産卵にはもう少し時が必要なのだろう。そんなシーンが繰り返されていた。小1時間

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【カワセミレポート 240112】午後の陽射しに誘われて

【カワセミレポート 240112】午後の陽射しに誘われて

一泊二日の検査入院(1/11,12)を終えて、武蔵村山病院から昼前に帰宅した。外は眩しいくらいの陽射し、3月中旬の陽気とか。昼食を済ませ近場の自転車散歩に出た、カメラを持って。自転車では「散歩」にならないと、いつもカミさんに言われてはいるのだが。

空堀川のいつもの河原には、学校を終えた子どもたちがあちらこちらで遊んでいた。ということで、今はここにカワセミは寄りつかない。目に入った遊歩道の生垣の蝋

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【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

空堀川上流域のカワセミペア、記事( 【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域 )から1週間、その後の様子をお伝えしよう。今朝(24日)は日の出タイム直後(6時)に観察ポイントに向かう。動きが始まったのは7時前、オスが下流域から戻ってきた。

この春の産卵用に決まった雨水排水管の下の止まり木で、メス(マザー)が戻って来るのを待っている。対岸にメスが戻って来るのを見届けると、巣穴に

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【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

春分の日を前に控えた空堀川の上流域、ここのカワセミペアが昨年誕生してから2度目、いよいよ春のドラマが始まり、オスの動きが活発だ。日曜の朝、月曜の朝も日の出タイム直後から、巣穴づくり行われていた。

巣穴は昨年も2度利用された川の北側擁壁の雨水排水管、オスを中心に巣穴づくりが進んでいる。昨日の朝は、オスが巣穴から土を運び出し、水浴びをしているところに間に合った。水浴び、餌のドジョウのゲット、交尾、そ

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