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2019.10.29 tue 入れ違い

小学生の長女が放課後に学校が開催してくれるプログラミングの講座を受けるという。

1学期にも参加しているのだが、大変楽しかったようで今回も本人が自主的に参加申込みをしてきた。

プログラミング講座は授業が終わってから完全下校時間の少し前まで行われる予定だった。

最近めっきり日が落ちるのが早くなったし、学校から自宅まで距離があるので、終了時間に一人で帰らせるのは危ないと迎えに行く約束をしていた。
何度も迎えの時間は確認していた。

雨も降っていたので、次女と末っ子長男を連れて車で向かった。約束の時間に校門前に着いたが子供たちの姿が見られない。まだ終わっていないのかな?

終了すれば一斉に子供たちが出てくるだろうと予想していたのだけど、門から出てくる子供たちがまばら…

プログラミング講座以外にも放課後活動があったのか、私が着いた頃には体育館の電気がついていたが、それも消灯した。
あれ?さすがに遅すぎないか?

車は路駐している状態だし、学校の駐車場が空いているか分からないし、なんせ次女も息子も寝てしまっている。
車に子供たちを置いて学校の中に様子を見に行くことは無理だ。

学校にプログラミング講座が終わったか電話して聞いてみようか?
いや、ここで子供と会えていないとなると大ごとになってしまうかもしれない。

これは先に帰ってしまった可能性が高い…

同居の母は私たちが家を出る時にはまだ外出から帰っていなかったが、もしかしたら家にいるかも?と電話をかけてみるも誰も出ない。
まだ帰ってないか…
時間を少しおいてもう一度かけてみたが、母はまだ帰ってきていなかった。

門の前で待つこと30分。さっき体育館の電気も消灯してしまったし、もう学校にはいないだろうと判断し、とにかく一度家に帰ってみることにした。
もう外は完全に日が落ちて真っ暗だ。雨も降っていて路面が反射して運転しづらい…

家に帰ってみると長女が外をウロウロしていた。やっぱり一人で帰ってきちゃってたか…とりあえず無事で良かった…と思いつつも…

車を自宅の駐車場に停めて、車から降りてすぐ長女を叱った。長女は一人で帰ってきたものの、自宅に誰もいないことに不安になり、泣いていた。

正直、叱るか慰めるか悩んだのだけど、命の危険があったかもしれないということを理解してもらうために叱ることを優先した。

長女の言い分は予定よりも早く終わったんだけど、ママがいなかったから帰ってきたと。
やっぱり早く終わってたか…帰ってきた時間から逆算すると、まさにニアミス。入れ違い。

そもそもなぜ迎えに行ったのか?待ち合わせとはどういうことなのか?を説明した。
その後に不安だった気持ちに寄り添い、一人で暗い中帰ってきた頑張りを認め、ギュッとハグをするとすぐに落ち着いた。

長女には日が暮れて暗くなっても一人で帰ってこれる強さがある。
通い慣れた道だし、私たちを待つという選択肢がなかったのも予想はつく。

そしてこんな入れ違いが起こることもなんとなく予想していた。悪い予感的中だ。

入れ違いの解決策として
長女には時間までは待っていること
を伝えたが、待っている場所によっては危険だよな…と不安点もある。

では私が早めに終わることを見越して早めに行くか?それだとどれだけ早めに行けばいい?そもそも路駐なので長い時間停車してるのも迷惑なのだが…

学校に迎えに行くなんてめったにないのだけど、良い解決策が未だ見つからない。

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