出産当日のはなし
今さらですが、出産当日の手帳をInstagramで公開しました。
これを機に手帳に書ききれなかった出産時の様子を残しておこうと思います。
3度目の出産。予定日は…
今回の出産は3度目。第三子で初めての男の子です。予定日は3月31日でした。予定日を聞かれて答えるとみんな苦笑いするほど年度末ギリギリです。
よく「早生まれより少し遅れて4月の方がいいですよね?」と聞かれました。なぜか年度末なら年度始めの方が良いと思う親御さんが多いみたいです。
私の答えは「早生まれの方が3歳になってすぐに年少として幼稚園に行けるので大歓迎!」
加えて今年は長女が卒園→入学だったので、卒園式・入学式と両方出席するためにはお腹の赤ちゃんに予定日より少し早めに出てきてもらう必要がありました。
生まれてくるタイミングは赤ちゃんが決めると言いますが、「この日に出てきてね〜」や「もう出てきていいよ〜」なんて話しかけると期待通りに生まれてきてくれたりします。
私「25日あたりに出てきてね」
母「仕事の関係で26日以降ならいいよ」
なんて言ったり
26日当日は「もういいよ〜」と声をかけていました。
陣痛の始まり
すると26日のお昼寝の後、陣痛の予感が!
痛みの感覚が安定するかと様子を見続けるも…
お腹痛いなと思いつつ1:00〜2:00の1時間ほど仮眠?ができてしまいました。
あれ?陣痛進まない?なんて思ってたら間隔8分。
3人目なので早く電話してねと病院では言われていたのですが、なかなか安定しなかったためかなりギリギリまでのばしてしまいました。
夜中3時前にやっと病院に連絡して陣痛の様子を報告している最中に破水。
破水のおかげでそこからグーンと陣痛が進み、入院した3:30頃には既に間隔5分。それでも痛みの波が来たら少し立ち止まりながらまだ歩けるし、話せる余裕もありました。
入院
「前回の出産は本格的に痛くなってから4時間くらいでした〜」なんて話したら
「それは早いねっ!」と言われ、
「えっ!?早いの!?初めて言われたわ…もっと早く生まれて欲しいんだけどね…」と思った私。
「今回も早そうだから陣痛室ぶっ飛ばしてもう分娩台上がっちゃって!」と最初から分娩台へ。
モニター中アロマケア
まずはお腹にモニターをつけてお腹のはり(陣痛の間隔)と赤ちゃんの心拍を確認。
モニターをつけているせいで横向きに寝ないといけず、これだと痛み逃しにくいんですよ。
モニターは30分ほどで終了しましたが、その間どんどん痛くなってきてたので、次女の時も大活躍したアロマオイルで痛みを緩和。
痛みを緩和させるにはリラックスするのがとても大切。
初めての出産の時、痛い!と声をあげていたら力が入ってしまい余計痛い思いをしたんです。
しかも痛みでパニックになってしまって、息吐いてと言われてるのにもう吸ってんだか吐いてんだか分からなくなっていました。
それを教訓にアロマセラピーの資格を持っていた私は2度目の出産時には自分でブレンドオイルを作って持参。かなり役にたったので今回も持って行きました。
排便で陣痛がすすむ
やっとモニターを外してもらえたら、動けるタイミングでトイレへ。陣痛が進むと便意のように感じるのですが、普通に排便…笑
ここでトイレに行ってなかったら赤ちゃんと一緒に漏らすところだったなと。
赤ちゃんと一緒に出ちゃった…なんてよくあることみたいなので出産前にトイレに行っておいてよかったです。
また、排便すると陣痛が進むらしいので、下剤を飲んだり、浣腸したりすることもあるみたいです。ここからスムーズにお産が進んだのはこの排便のおかげかもしれません。
トイレの後さらに陣痛は進み、分娩台の上でテニスボールを肛門にあてた状態で正座をしていきみ逃しをしました。テニスボールかなり使えます!
子宮口5㎝
1時間ほど経った5:30頃、痛みの波に合わせて息を吐きながら声を出さないと辛くなってきて、痛い!とつい言ってしまうほどまで来たら子宮口の開きが5センチに。
えっ…まだ5センチ!?という感じでしたが。子宮口全開はだいたい10センチと言われているので、まだ半分かよって感じで…
子宮口全開
しかしここからが早かった!
たった15分ほどで子宮口全開になり、助産師さんが慌てて分娩準備。
もう我慢できなくなったら呼んでねと言われていたのですが、限界が分からず我慢していたら、もう生まれるところまで来てたみたいです。
3回ほどいきんで赤ちゃんは無事に産まれました。
次女の時は子宮口が全開になったにも関わらず、膜が破れずに破水しなかったため最終的には人工破膜でやっと頭が出ました。
流産の心配のない良い膜だったんだね〜なんて褒められましたが、最後の最後で痛く苦しかったので嬉しくなかったですけどね笑
今回はすでに破水していたので最後スピード追い上げになったのかな。
分娩準備中に仰向けに姿勢を変えると、その時に今まで大きかったお腹がペタっと平らになっていて、「あっ!赤ちゃんが下がった!いよいよ生まれる!」というのが分かりました。これは出産3度目にして初めての経験。今回は少し余裕があったみたいです。
まぁ何度経験しても陣痛・出産は痛いし、痛みの波が来るのは怖いし、早く生まれてくれ!終わってくれ!って思いますけどね。そして今回はもうこれで終わりだと切に思いました。
出産。出生体重は?
入院時、助産師さんに「6:00〜7:00に生まれると思うよ〜」と言われたのですが、まさに予想通り6:30頃!大きさは約2900gでした。
出産直前の診察で3000gと言われていたので、ほぼ予想通り。
長女も次女も出産直前の診察で同じように3000gくらいと言われていましたが
長女は−300g、次女は+300g。
前回の次女の出産は長女出産から2年ぶりで入院から8時間ほどでした。もっとスムーズにいくと思っていたのですが、思ったより時間がかかったのは出生体重が3300g超えと大きめだったから。
今回は4年半ぶりの出産となるので前回より時間がかかるだろうな…覚悟していました。
せめて第二子より小さめの3000gくらいだと、前回と同じ程度、うまくいけばもっとスムーズに産めるかなと期待してましたけど。
3000gより小さめだとふにゃふにゃしてて扱いにくい上に哺乳力弱め…(長女)
大きめだとしっかりしてて扱いやすいが出産時に痛いし時間がかかる…(次女)
3000gがちょうど良い大きさかなと。
「男の子は骨張っててゴツゴツしてるから、肩で一旦止まっちゃうよ!」と先輩ママから聞いていたのですが、
希望通りの大きさだった息子は頭が出たらスルッと体も出てきてくれました。(次女の方が大きかったので、頭が出た後胸で一度止まりました…)
しかし会陰は少し裂けてしまったようで、傷の早い回復のためにも少し縫ってもらいました。
赤ちゃんのあの頭の大きさが出るくらいなので、産後はヒリヒリと麻痺してますが、麻酔を打って縫合してもらいました。やっぱり麻酔がチクっと痛かったです。
赤ちゃんが無事に生まれた後も、後産と呼ばれる胎盤が出るまで気は抜けません。これも問題なく終わり、出血量も普通、子宮収縮も普通という超安産でした。
出産までの時間が3時間ほどと短かったおかげで体力の消耗も軽く、朝ごはんは分娩台の上で完食、病室までも歩いて行けるほど元気でした。
出産後は病室まで車椅子で移動される方もいるみたいです。
出産を終えて
実は次女も夜入院して生まれたのは明け方。
前回は夜中陣痛に耐えていた私も立ち会っていた夫もグッタリ…今回はできれば朝から陣痛でお昼頃に生まれて欲しいなんて思っていたのですが、陣痛って夜に進むもんなんですよね笑
こんな超安産でも3時間も痛みに耐えられる女性ってすごいなぁと改めて思います。
耐えてる最中は終わりは見えないし、早く終わってくれー!限界!と思うのですが、痛みの記憶はすでに過去のことに。
色々と覚えておきたいと思っているお産の状況も振り返ってみると記憶が薄れています。
(このnoteは忘れないように産後すぐに書いておいた手帳を見て書いてます。写真の手帳の他に妊娠日記をつけていて、出産時の様子をこの手帳より詳しく記録してあります。)
もちろん生まれたら終わりではなく、すぐに昼夜問わずの授乳生活が始まります。
寝不足になりながら身体を回復させなければいけないし、ホルモンバランスの変化も相まって精神的に不安定になったりします。
いくら赤ちゃんが可愛くてもイライラしたり落ち込んだり…
3人目で分かっていること、慣れていることがあっても育児楽しいー!だけとはなりません。
3人目にして学んだことは、
産後は頑張らず
手伝ってくれる方がいるなら存分に甘えて
身体の回復に努めること!
産後1ヶ月は身体的にも精神的にも自分が思っている以上にダメージを負ってます。
授乳、沐浴やおむつ替え、そして家事…
自分でできることは頑張って自分で…という考えはこの時期は忘れて良しだと思います。
自分でできそうなことでも自分一人でやらない。
特に上の子がいながら乳児のお世話をする場合は、知らず知らずに無理していることが…(ありました…)
授乳だけでもかなり体力奪われますので本当に要注意です。
産後の無理は後々悪い影響が出ると言われていますから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?