ジュノ

作詞家。ゆるゆるとupしています。

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最近の記事

突然 秋がやってきて 開けた紅茶 一口目は深呼吸 おかえりなさいと秋が言う さみしくなるよと秋が言う さみしいのも好きなのよ と こっそり答えるのは 夏がまだ近くにいるから 頑張った人が 報われますように 辛かった人が 素直に泣けますように 秋は色んな祈りで満ちてゆく

    • 今更でごめん、マニアックな話でごめん、点描の唄が凄すぎるって話していいですか?

      夏が終わっちゃうね。 まだまだ暑いけど、風の中、夏が本気度を無くしてる。 「ちょっと疲れてきたから、そろそろ帰るね。また来年ね」 って、夏に言われてる感じがするんだよ。 ちょっと寂しい。 あんなに「憎き熱中症!」って言ってたのにね。 夜になると、秋の虫が鳴き始めるんだ、東北は。 今更で悪いんだけど、最近、どうにもこうにもハマってしまった曲がある。 Mrs.Green Appleの「点描の唄」 ついこの間、知ったのよ、この曲。 たまたまYoutubeで見つけて。 泣

      • 父が生まれて今日でなんと百年って話

        2024年8月24日、本日、我が父が生誕100周年を迎えた。 めでたい。 まあ、生きていれば、の話。 父は5年前に亡くなったので、地上で生誕祭!と言ってもあちらの世界で「はあ、そうですか」くらいにしか思っていないだろう。 100年前、1924年、日本は世界は、どんな風だったんだろう。 先日終わったばかりのパリオリンピック。 100年前の1924年もパリだった。 百貨店が登場したのも100年くらい前の話。 服装は、和服から洋服に変わっていく頃か。 今では当たり前に来ている洋

        • 久しぶりの東京 駅に降り立った瞬間 サウナかと思った 地下鉄を乗り継ぎ渋谷へ なぜ丸の内線? JR渋谷駅が苦手なのよ ピカピカの赤い車両は 玩具みたいに可愛かった 特に丸い窓がツボだった 初めて住んだ東京の町は 新宿御苑前 毎日乗っていた丸の内線は 幼馴染みのように思うのよ

        突然 秋がやってきて 開けた紅茶 一口目は深呼吸 おかえりなさいと秋が言う さみしくなるよと秋が言う さみしいのも好きなのよ と こっそり答えるのは 夏がまだ近くにいるから 頑張った人が 報われますように 辛かった人が 素直に泣けますように 秋は色んな祈りで満ちてゆく

        • 今更でごめん、マニアックな話でごめん、点描の唄が凄すぎるって話していいですか?

        • 父が生まれて今日でなんと百年って話

        • 久しぶりの東京 駅に降り立った瞬間 サウナかと思った 地下鉄を乗り継ぎ渋谷へ なぜ丸の内線? JR渋谷駅が苦手なのよ ピカピカの赤い車両は 玩具みたいに可愛かった 特に丸い窓がツボだった 初めて住んだ東京の町は 新宿御苑前 毎日乗っていた丸の内線は 幼馴染みのように思うのよ

          次の花火を待って 誰もが沈黙する瞬間が好き わかっていたのに 大きな音に驚く笑顔が好き 雲の間をねって 飛行機が飛んでいく 空の上からの花火は どんなふうに見えるんだろう 終了の合図とともに 誰もが無口になると また 来年ねって君が言う その余韻に抱かれ 眠る夏が大好き

          次の花火を待って 誰もが沈黙する瞬間が好き わかっていたのに 大きな音に驚く笑顔が好き 雲の間をねって 飛行機が飛んでいく 空の上からの花火は どんなふうに見えるんだろう 終了の合図とともに 誰もが無口になると また 来年ねって君が言う その余韻に抱かれ 眠る夏が大好き

          まだまだ精進いたします

          40歳になりました。 嘘です。 作詞家になって、今日できっちり40年たちました。 宇佐美ゆかりさんというアイドルの2枚目のシングル「Shock!」の、B面(今で言うカップリングね)で「トビウオたちの夏」と言う曲でデビューしました。 あ、作詞家もデビューと言うのか?と、疑問に思った方、私もそうでした。笑 当時のマネージャーが、そう言ってくれたので、調子に乗って「デビュー」とか言っています。 1984年6月21日リリースでした。 ここんとこは、あまり仕事をしていないので、な

          まだまだ精進いたします

          今日 仙台の空に現れた ハロという現象 お天気が下り坂になるらしい 私には空が大きく手を広げ あなたを迎えている気がした これからは あなたを思う時 空を見上げるでしょう 痛みのない世界で どうか安らかに 言えなかったさよならは いつまでも とっておこう また 会える時まで

          今日 仙台の空に現れた ハロという現象 お天気が下り坂になるらしい 私には空が大きく手を広げ あなたを迎えている気がした これからは あなたを思う時 空を見上げるでしょう 痛みのない世界で どうか安らかに 言えなかったさよならは いつまでも とっておこう また 会える時まで

          歌に愛されたかたでした。

          さっき、昔からの音楽仲間がすまなそうにメッセージをくれた。 門倉有希さんが空へ旅立たれた、と。 信じられなくて、 信じたくなくて、 検索して、 事務所に確認した。 本当だった。 20年ほど前、 「J」という曲を唄ってくださり、  それがご縁で、 「桜のそら」を書かせていただいた。 ごめんなさい。   どうしてなんだろう。 どちらも亡くなったかたを愛おしむ内容だった。 有希さんには、二回だけお逢いした。 一度はレコーディングで。 二度目はラジオ番組にご一緒させてい

          歌に愛されたかたでした。

          薔薇は素敵。薔薇を育てるひとはもっと、素敵。

          五月が一年中で一番好き。 終わってしまったけど、まあ、六月もその次に好き。だから、今月も楽しみではある。 五月が好きな理由は、沢山あるが、薔薇が咲くというのも、そのひとつ。 八重の薔薇?って言う表現微妙だけど、近所にこんな薔薇が咲いている。 わあ〜ってため息が出るくらい優雅。  最近は、このタイプの薔薇に心奪われている。 自宅から30分くらい歩いたところに、薔薇を毎年見事に咲かせているお宅がある。 そろそろ今年も見頃かなと行ってみる。 こんなふうに無断でカシャカシャ写

          薔薇は素敵。薔薇を育てるひとはもっと、素敵。

          美穂姐さん牛タン食べずに仙台を後にしたらしいよ

          森川美穂姐さんの仙台ライブがあった。@ピアノサロン ルフラン。 あ、参戦した。 とか、言うのか?若者っぽく言えば。 まあ、どっちでもいいんだけど。 今回は、14時半からの一回しかやらない。 みんな、ココロして見よ。 つうわけで、私はリハーサルから参加。 あ、参戦と言うのか? どっちでもいいか。 アルバム「Brightest」からの曲をメインに、カバーもやるらしい。 何を唄うのだろう。しかも、今回だけの披露だって。 「Brightest」は、いわゆるセルフカバーア

          美穂姐さん牛タン食べずに仙台を後にしたらしいよ

          母の入院ドタバタ日記後編

          母が入院した。 一過性脳虚血発作と言う一時的に脳の細かい血管に血が通わなくなる病気だ。 一週間ほど入院することになった。 前編がこちら。 昨今の諸事情により、お見舞いや面会が出来ない。短期の入院とは言え、気になる。 容態もそうだが、なんかやらかしてないか、気になる。 病院の受付で担当の看護師さんを呼べば、着替えを渡すことが出来る。そのときに母の様子を聞くことが可能だ。 様子を知りたくて、毎日、病院へ通う。 眠れているようですか? と、毎日聞く。 母は布団でしか眠れな

          母の入院ドタバタ日記後編

          母の入院ドタバタ日記前編

          母の様子がおかしいと、実家にいる姉から仕事場へ電話があったのは、昨年末だった。 昼ご飯を食べていたら、母が急に「左手の感覚がない」と言い出したらしい。呂律も回らなくなっていたが、10分ほどで回復したと。 念のため、かかりつけ医に行こうと姉が医院に電話したところ、すぐに救急車を呼ぶように言われたそうだ。 うちではなく脳外科専門医に診せたほうがいいと。 え?そんな状況なんですか??? と、慌てて119番して、救急車が到着。 「今、この段階で電話している」と。 「搬送先を探

          母の入院ドタバタ日記前編

          それぞれの舟

          どんなにそれが高級だとしても 手に取ることがなくなった服に それほどの価値が もはやあるとは思わない それと同時に ノーブランドでも 着心地が良くて いつも手に取りたくなって 良いことがあった日に 必ず身につけていたような服は 自分の分身のように感じる それは誰かにとっても同じこと 母が出放せない古いセーターやエプロンにも さまざまな思いや物語があるのだろう それぞれの舟に乗って それぞれの海を渡って いつか新しい港に辿りつくまで ささやかな物や人々が あなたの人生をあ

          それぞれの舟

          パン屋探して三千歩

          久しぶりにシャバへ出た。 ずっと行ってみたいと思っていたパン屋さんへ向かう。 昨今、ブームだった高級食パンにはあまり興味がない。 柔らかすぎて、お菓子みたいで、ちょっと物足りない。 できれば全粒粉で出来ていて、胡桃やドライフルーツも入っているザクザクと食べ応えのあるパン ド カンパーニュみたいなのが好き。 ところが、なかなかない。 ザクザクした食べ応えのあるパンを置いてある店がない。 ネットでやっと見つけた一件のパン屋さん。 パン ド カンパーニュみたいなやつがゴロゴ

          パン屋探して三千歩

          今日 気づいたこと 自分にとって大きな変化があったのは 全て閏年だった 作詞家になったのも 英国に暮らし始めたのも 帰国したのも 大切な人に再会したのも・・・ 全部 閏年 時間修正する地球からの 不意のギフトなのかな 今年は何があるのだろう ちょっと怖くて ちょっと楽しみ

          今日 気づいたこと 自分にとって大きな変化があったのは 全て閏年だった 作詞家になったのも 英国に暮らし始めたのも 帰国したのも 大切な人に再会したのも・・・ 全部 閏年 時間修正する地球からの 不意のギフトなのかな 今年は何があるのだろう ちょっと怖くて ちょっと楽しみ

          まだ何も持っていない頃 仲良くなった友達がいた 放送局のバイトの先輩   数年後彼女は放送作家になった 豊かな感受性と突飛なアイデア 彼女の感性はいつも私を励ました 彼女が大好きな苺を今年も送る 未熟だった時代の甘酸っぱい香り 彼女がこの世にいる限り 頑張れそうな気がするんだよ

          まだ何も持っていない頃 仲良くなった友達がいた 放送局のバイトの先輩   数年後彼女は放送作家になった 豊かな感受性と突飛なアイデア 彼女の感性はいつも私を励ました 彼女が大好きな苺を今年も送る 未熟だった時代の甘酸っぱい香り 彼女がこの世にいる限り 頑張れそうな気がするんだよ