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#79 子どもたちの熱量 × 教師の熱量

 おはようございます!
 ホークスが福岡でまさかの3連敗…。青ざめているパパ×先生!です…。
 よろしくお願いします。

 先日、委員会活動で後輩が「子どもたちから活発に意見が出ない。」と悩んでいました。様々な要因が考えられますが、3年目でよく頑張っていると思います。

 話を聞いただけですが感じた課題は、
・子どもたちとの事前の情報共有
   →事前に話し合う内容や案を考えてくるように伝える
   →委員会活動の意義の理解
   →調査活動の時間の設定
・考えを引き出すための教師の助言
   →過去の例示から選択させる
   →グループ協議の時間を取る
・学級活動や対話の経験
   →日々の対話活動の積み重ね
   →学級活動の経験の積み重ね
などが考えられました。

 そして、教師の熱量と子どもたちの熱量のズレをなんとかしなければならいとも感じました。


熱量の交差点

 イメージとしては、以前読んだ本の中にあります。

藤野義明. 『エガちゃんねる革命』. 宝島社.2022

 この本の中で、熱量の交流点について書かれていました。

 こんなことしたいという思いが交わり、我々だけでは見つからなかった交差点に辿り着ける。

 江頭が軸となって、江頭だからこそ作れる交差点

 教師の思いだけだと、子どもたちはやらされている状況にもなりかません。

 また、子どもたちだけで「こんなことをしたい」という思いだけで動くのなではなく、思いを受け止めつつも教師の適切な指導も必要です。なんでもありになってしまうかもしれません。 

 つまり、教師の熱量と子どもたちの熱量が交わることが重要だと私の中でつながりました。


転入生の運動会

 以前、担任をしていた学級に転入生が来ました。

 子どもたちは大歓迎でした。

 しかし、前の学校で体調不良で運動会に出れなかったそうです。

 そして、転入した本校では運動会は春に終わっていました。

 本人も残念がっていたことを保護者から聞いていたため、何とかできないかと考え、子どもたちに投げかけました。

 これまでの学級活動の経験もあって、子どもたちもとても乗り気でした。
 しかし、どのような規模で行うかなど、意見が分かれました。

 学級会でも心配なことなど話合いました。

 よかったことは、自分たちも転入してきた友達も保護者も楽しめるように、話し合っていたことです。

 何とかしようと本気だったと思います。

 本番も紅白に分かれて、オリジナルの種目を行う、世界に一つだけの運動会ができあがり、保護者の方からも喜んでいただけました。

 この実践は、私の思いと子どもたちの思いが交差して出来上がったと思います。


 やはり、なすことによって学ぶと思います。

 話合いの技能などは教科でも指導できますが、特別活動において教師も子どもたちも熱量をもって本気で実践することで、たどり着けるところがあると思います。

 今回も読んでいただき、ありがとうございました。

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