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七夕 陰陽五行説の5色で彩るファッション。メタファッションスクール4期スタート^^

本日は七夕ですね。& 

七夕の5色カラーに願いをこめて、装う。


短冊に願いを書くことは知っていても、短冊の色自体にも意味があるってご存知でしたか?


短冊の色は元々5色(青・赤・黄・白・黒)で

その由来は中国の陰陽五行説に由来します。

・青:自然をあらわす「木」
・赤:炎を表現する「火」
・黄色:大地の象徴である「土」
・白:大地に埋まる金属を示す「金」
・黒:命の育みを示す「水」

他にも、孔子による五徳の意味も含まれているのですって。

・青:人を思いやる心の「仁」
・赤: 仁を具体化した感謝の「礼」
・黄色: 誠実さや約束を守ることの「信」
・白: 私利私欲にとらわれない「義」
・黒: 学業に励み向上を目指す「智」

昨夜は メタファッションジャパンMFJ4期の初授業でした。

装いのテーマは七夕。


クラスメートに覚えてもらいましょう!という主旨で一人30秒のプレゼンテーションを行っています。

私のスタイリングのエデュケーションは 以下。

(紫)⇒ 学業”に関する願い事なので、MFJのスタートに相応しき色、そして私のアイコンであるハットを黒とした。
⇒ 両親や先祖に”感謝”する事
「いつもありがとう」や「元気でいてね」などの願い事をMFJのみんなにも。赤い絞り素材のバングルとバッグ、髪飾りで。
⇒ ”規則”や”義務”を守る達成の願い事
「○○をやる」などルールを守る願いだそうで、
ファッション教育は生きている限り改革発展させていくというミッションを白いタンクトップで。
⇒”人間関係”に関係する願い事
MFJ4期で集う皆さんが、有意義に楽しく学べますように、
とゴールドの小物で表現。(バングル&サンダル)
(緑)⇒の短冊は、”成長”に関係する願い事
「○○できるようになりますように」など人間力を高める願い事がいいとされているそうなので
あらゆる経験から徳を積んでいきたいと願う。
青はショールと髪飾りで。



5つの意味をまとうことは過去も何度も行っています。

七夕カラーといえば この日も。川越の七夕祭り(祭りではないのですが大きな笹の葉と短冊が飾られているんですよ)


七夕カラーですね。


昨夜はZoomでの授業ですからだ外出するわけではありませぬ。
だからとてもラフ、楽、でもテンションを上げます。画面に映る姿も元気なほうがいいかなと。

京都 絞り技術作品で有名な 片山文三郎商店のショール 赤バングル 赤バッグ
サンダルはドルチェ&ガッパーナ ハットとジーンズは古着。

カバンは実際には持たないし、室内なので靴もはかないが 装い課題では自身でシチュエーションを考えて装います。

髪飾りは娘が成人式のときのもの。ヘアスタイルは、織姫に寄せました。笑


お気づきかと思いますが、サステナブルファッション体現者でもあります。
それはギフトファッションのアクティビストとしても。



網飾りで幸せを引き寄せる


そして、やはりポイントは編み飾りのようなショールです。


天の川をあらわす網飾り


短冊だけではなく七夕飾りというものがありますが、その中の

網飾りがイメージできるショールをメインに着こなしを考えています。

網飾りは漁師が漁に使う網を表しており、「豊作・大漁」「食べるものに困らないように」といった願いを込めて飾られると言われていて

網が魚をすくって引き寄せることから「幸せを引き寄せる」といった意味があり、

幸せを引き寄せる学校でありたいな、という思いでまとめました。生徒さん方が学びを得ることで真の豊かさ、ハッピーを手に入れていって欲しいのです。

衣服は毎日のことです。

衣服が充実すれば(数とかブランドではありませんよ)人生もおのずと充実します。


学びのスタート30人のフィールドを、大切に温かく、時にシビアに(笑)育てていきまーす^^画像はどうしても授業に参加できなかった人や顔なしで聴講していた方は入っていません^^

徐々に生徒さんのスタイリングなども掲載していきますね。



最後に 行事の日をファッションで表現する遊びは、MFJではよく課題でテーマとなります。
表面的にコスプレ的に装うこともぜんぜん在りなんですが、大事なことは、その機会に改めて「調べてみる」という行動と遊び心です。
日本の行事を調べていくと、文化に触れたり歴史を知っていくこともできますね。

そして生徒さん方に伝えているのは、自身のアイデンティティーとのリンクです。七夕といえばどんな原風景や思い出が浮かぶでしょうか?

私自身、子供のころ星に願いをこめて短冊を書いたことの記憶はありますが
2人の子供を産んでから、保育園での七夕行事に、こうして毎年短冊を書き続けたことです。これは娘への思いと、まだ娘は3歳になったばかりくらいだったので、彼女の分も親が書いています。お兄ちゃんが小学校に上がったばかりで寂しかったんでしょうね~ お願いを聞いたらこう答えていたんだった。

保育園での行事が終わったら短冊は手元に戻ってくるのでこうしてアルバムに収めてきたのです。

上にありますが、PSJ(MFJと併設スクールスタイリスト育成)では、こうして生徒さんと一緒に川越に探索へいったことも。 丁度七夕シーズンだったのですよ。私の川越講演会があったので、ヘルプに来た生徒さんたちとのプチ旅行。笑 たのしかったなー

講演会に参加されたオーディエンスの中からも 参加された人も。
シンセカイと。
ほら こんな場所があるの。5色のイエローは下駄に入っているんですよ。


こんな風な思い出は、自分自身を作ってきた要素であり
装い表現の中に必ずリンクしてくるものなのです。

さて、ぜんぜん関係ないけど 東京都民のみなさん
選挙 いきましょうね! (まじで)

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