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農家のケイトさん

朝は霧がかかり、今年一番冷えたのでは…という一日の始まりでしたが、昼前から秋晴れの気持ちの良い空になりました。

まだ霧が残る朝


今年の葉っぱは乾燥気味

今日は、今年80才の誕生日を迎えた農家のケイトさんの畑でお手伝いをしてきました。かつては一人で野菜を作り、契約者さんに作物を届けていたようですが、今は、友達や知り合いの方たちが、入れ替わり立ち替わり畑を手伝い、運営しています。運営といっても、利益目的というより、人が集う憩いの場を提供している感じです。

この場所に行くと、ほぼ毎回、別のお手伝いする方に会います。たいていケイトさんの年代の方が多いのですが、どの方もスッと芯が通っていて、凛とした佇まい、女性らしさと逞しさを兼ね備えるような方ばかり。どうしたらこういう女性になれるんだろう、といつも観察しています。類は友を呼ぶ、だから?ケイトさんもまっすぐで心優しく、この人の前では嘘をつけない、そんな印象の人。

今日、会った方は前にもお見かけしたことがあるけれど、ちゃんと話したのは初めて… おそらく70代後半、小柄で細身。なめらかな動き。そして瞳は透き通るような青。どうやって今に至るのか興味があり、以前の職業を聞いたら、意外にも元アラスカ在住40年の漁師!趣味での漁師ではなく、商業フィッシャーマン!大型船にも乗っていたとのこと。生涯独身だけど、ボーイフレンドがいるとか・・・。超意外な回答でした。


3週間ぶりに訪れるケイトさんの畑は、すっかり収穫が進み秋の風景でした。

すっかり秋の風景に
80歳のケイトさんが、このトラクターを乗りこなす姿が
とてもかっこいい
様々な色と形
絵本「大きなかぶ」を連想させる大きなビーツ

今日の仕事は、ビーツを収穫し、湯がいて皮をむき、瓶に詰める作業。
その瓶は、カニング(Canning)と言って、シロップと共に瓶に入れ、真空密封するそうです。ホクホク甘くて柔らか、お芋系のお味。

もう一つの仕事は、収穫したじゃがいもの土を取り、袋詰めする作業でした。
そのじゃがいもは、手伝ってくれた人たちが自由に持ち帰って良いとのことで、わたしもいただいてきました。。。


豆は来年の種だねに
お花は、毎週/隔週で購入契約ができる


いつもここに来ると、整理整頓された空間と、澄んだ空気感に、ここにある物たちは、全て理由があってここにある、と思わされます。

不要なものは、置いておかない。手放す。

断捨離する良いインスピレーションになります☆

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