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エゴと感謝|山となれ、海となれ

自我(エゴ)を簡単に手放せる方法があったら、知りたくないですか?

私はあれがやりたい、あれをこうしたい、私の性格って〇〇だから私なんて・・・とかいう「自我(エゴ)」の心って、なかなか無くせないものだし、あるからこそ人間なわけですが、色々やっかいなものです。

ヨガ哲学では、「エゴ」に出会ったら対処しましょう
ー ただそれを受け入れ、観察し・・・
エゴを乗り越えて宇宙と一体感を味わうのがヨガです ー
というような教えがあるため、ヨガを学び実践してきている身としては、(こう見えてもヨガ講師と名乗りたいので)ちゃんとやらなくちゃ、という気持ちの方が先に出てしまい、なかなか「めんどくさい」ものだと思っていました。

日々のなかでー

ヨガ
瞑想
マインドフルネスの練習 
自分とじっくり向き合う

が、まだまだだなぁ・・・なんて反省したり、

または、特別なことが起きた時ー

どうしようもない身体の痛みとか病気
大切な人の死
大きな自然災害

にしか、自然に『自分』という感覚がうすくなる経験はできない、と思っていました。

しかし!


最近、そんなに鍛錬らしきものや人生の非常時でなくても、

意外と気軽に「自我(エゴ)を手放す」をやっているのかも

と思えるようになりました。


なので、これが 自我(エゴ)を簡単に手放せる方法だったんだ、と、思うことを書いてみたいと思います。



 

「ザ・マジック」 : 感謝の気持ち。


昨年、「ザ・マジック」という本に出会いました。
様々なものに ”ありがとう” を見つけられるヒントをくれる本です。

それによって以前より確実に「感謝」が見えやすくなり、”ありがとう” がもっと身近になったわけですが、その感謝の気持ちのまま、1秒でも長く時間を過ごすということが自然にできるようになりました。だって気持ちがいいから。

その状態の時って、自己肯定感とか被害者意識とか、関係ないんですね。


五感を使う、感じる

感謝の気持ちと似ているのですが、好きな音や美しい景色とか、かわいい赤ちゃんやペットなどを見て、「いいよねー」とか「かわいいー♡」という気持ち。五感から入ってくる感覚を味わう。そういう時も、自我から離れているように思います。

五感といえば、最近、面白そうだけど奥が深そうだから・・・と、見て見ぬふりをしていたアロマ「エッセンシャルオイル」の小瓶を人生初、購入しました。これは嗅覚を使います。

ちなみに、その名は Gratitude(感謝)
ちょっと前にやった断捨離中に10年以上前のメモが出てきて、「ヨガの最後に使ったオイル young living gratitude 」と書いてあったのです。当時、参加していたヨガクラスの最後に、希望すればエッセンシャルオイルを数滴、手のひらに垂らしてくれる先生がいたのです。その時に好きだった香りで、その名称を教えてもらったのでした。すっかり忘れていたけど、過去の自分からのメッセージ?ギフト?だと思って購入したのです。とても気に入ってます。


山となれ、海となれ

山を見たら山の気持ちになり、海(水)を見たら水の気持ちになる・・・ように自然を感じてみるという意味です。これも五感を味わうと似ているのですが、自然のガチな ”自然さ”を感じると、五感云々言うより、もっとハートに感じられるのかなと思います。

雨が降っていたら、雨の音を聞き、雨に濡れてみる。
風が吹いていたら、風の音を聞き、風に吹かれてみる。
(寒くない時に・・・笑)

自然を感じてみて、できたらその自然の性質になりきってみるのも良いのかなと思っています。水だったら、流れたり、溜まったり、凍ったり、重たかったり、形を変える…そういった性質に思いをはせてみるのです。

その状態も、「自我を手放せている」状態だと思います。


「あとは野となれ山となれ」ということわざがありますが、その意味は、「自分がやるべきことはすべて行ったので、後はどうなっても良い」と開き直るとか、「成り行きを自分以外に委ねる」だそうです。

それも私が、私が・・・と自我丸出しで頑張るより、もうあとは「ただ野であろう」「ただ山であろう」という気持ち、つまり、私は「ただの人間である」「誰かと比較するのではなく、ただ存在している」という意味に繋がるのかな、と思うのです。つまり「自我(エゴ)を手放した」状態。


そんなことを感じた2月でした。

今日から3月。
これからお雛さまを飾ります!笑

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