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読書が読書を呼ぶ~栄養満点の一日

もともとバイタリティがあると人に言われたり悩みがないと自覚もしていますが、量子力学的な思考を少しかじり、さらに勢いづいています。

昨日は強風が吹き荒れ、予定もなかったのでここぞとばかり家の中にいました。
ブログを書いたり掃除洗濯などの朝のルーティンを終えたら連絡調整の仕事をして午前の部終了、遅いお昼ご飯のあとに積読していた「陰陽師」の1,2巻を読みました。読み終わるともう夕方で息子帰宅、夕飯の支度して18時から甥っ子とオンラインでつながり英語と日本古典の音読を教えました。

書き出すと平凡極まりない日、ですが、わたしの内面はぐるんぐるん。
先日吉野信子先生の講演を聞き、「言霊がすべて」のメッセージが強く胸に刻まれました。ホツマツタヱの話を聞いたとき、日本語48音は宇宙を48分割したものと捉えられていることを知りました。そんな日本語の音を組み合わせて作った歌には問題を解決する力、人々を健康にする力があるとされ、重用されていました。

一日前に読んでいた量子力学の本には周波数のことが書かれていて、自分が合わせる周波数によって事象の見え方が変わってくると学びました。それで時間に追われるストレスを「時間に追われてナンボ」の周波数に切り替えることができ、貸し借りの制約ありがたしと積読解消が始まり、貸すことになっているのに未読の陰陽師を読みました。

「陰陽師」の中では安倍晴明が怨霊たちと対峙するときに、刀を持って鮮やかに切りまわるのでもなく、次々となにかに変身して戦うのでもなく、何か言葉を聞かせていきます。それは詩であったり、呪文のようなものであったり、時には外国語であったり。怨霊たちは力を失い、時には涙を流して地中に入っていきます。

ことば。
その強大な力がわかり始めてきた気がしました。
魔法使い、ハリーポッタ―でも「エクスペクト・パトローナム!」などまず呪文を唱えます。失笑を買いそうですが、魔法を信じられる気にもなってきました。特殊能力かもしれないけれど、ハーマイオニーのような非魔法使いである普通の人間の子がハリーポッターでは魔法使いとして活躍するのは意味深です。

名前は「呪」であると冒頭に晴明は言います。
その人にかけられた呪。なるほど~。

一冊量子力学の本を読み、追われてナンボのパラレルワールドで積読解消を始めた矢先に読んだ「陰陽師」で言葉について考えさせられ、先日の吉野先生の話やホツマツタヱがよみがえる。当然カタカムナに思い至る。

洋書読みは理解するのに精いっぱいで日本語のようにはいきません。
和書読みを始め、読書が読書を呼び、自分が学んできたことをミックスこねこねしてくれるんだ、と実感できた大満足の日。

よかった、ありがとう。


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