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自宅イベント~そういや人生の目標は

日本語音読指導者になり、古典音読を広める活動をしゅりさんと始め、日々がそれまでとは違った輝きを放つようになりました。
講座に出席したり、受け身中心だったのが、自分も発信するようになり、いろんなところに行って人とつながり、古典音読で響きあえる人々は自然と強くつながっている人でもあり、価値観を共有できることも多く、いつしかとても楽になっていました。無農薬・有機だの言うと少数派だったのが、それがスタンダードの人たち。風邪騒動で予防注射を打っていないことを取りざたされりゃしないかと息をひそめていたのが、打っている人がほとんどいない。

「音読×発酵」
そんな環境に身を置くようになっていたわたしがこの企画をするようになるのは必然かもしれません。
発酵によって食材が美味しく変化する、発酵する過程もプチプチ気泡が発生したり、その変化を起こさせるのが面白い。家の空気がよくなる感覚もある。
音読と発酵を掛け合わせた企画をしたいと思うようになり、相棒しゅりさんも同意してくれ、6月から「音読×発酵」というイベントを自宅でするようになりました。
普段でテキストに沿った音読レッスンをしていますが、テキストから離れた題材で音読を楽しむ。声の響きで部屋を満たし、さらに麹をみなですりすりしてよい空気を醸す。そんなコンセプト。
周囲も発酵好きな人が多いので、毎回どなたか参加してくれて満足してくれています。

昨日はその「音読×発酵」の菌曜日でした。
大人のための深める音読コースの生徒さんふたりが参加してくれました。
お二人ともお子さんを立派に育て上げられ、今は自分の夢に向かって邁進する素敵な方々です。

先日参加したワクワク古代史セミナーの興奮が続いていたので音読の題材には「ホツマツタエ」を選び、発酵チャレンジとして「カレー麹」を作りました。わたしが事前に作っていたカレー麹を使ったカレーライスをランチにお出ししました。

自己紹介から自由にお話しいただけ、ホツマツタエのお話しもわたしからの一方通行でなく、ご存じのことや疑問に思うことをシェアしてもらったり、お互いにとって有意義な時間。発酵のごとく反応してくれる方々はわたしにも色々なことをもたらせてくれました。

おひとりの方はご自分の掲げる理想の老後「プチ湯治~月に5日くらいは温泉のそばに住む」の実現を目指し準備をしているそう。どんな形態で滞在できるか、同室にほかの人と寝るような宿泊所に挑戦してみる、どこの場所がイイかの調査を実行中です。もう一人の方が旅を良くする方だったので、Air-Bという宿泊スタイルを教えてくれたり、これまた発酵のようなことが人の間でも起こりました。

カレー麹を和気あいあいと作った後、お食事を出し、「じゅんこさんはお料理が好きなの?」と聞かれたとき、「いいえ」と答えようとして、でも料理を出すような企画をしてそれはないだろうと思いなおし「はい」と答えたものの、何か違うなあと思っていました。
「わたしも自宅で今度イベントを開いてみようかしら」
とその方が言った時、気がつきました。

「わたし、料理が好きというより、人をお招きしてもてなすのが好きなんです。人生の目標はよきホステスなんです」

若いころから掲げ変わることのない人生の目標がありました。
忘れていたけどしっかりと実行の一途をたどっていたようです。

「音読×発酵」
やっぱり必然のイベントだった。音読を広めたい指導者として、そして自分の目標のため。

普段から十分元気ですが、さらなる気力がわいてきました。
来月の「音読×発酵」に向けてしっかり準備をしていこう。
毎月第四金曜日、浦和に来れる方はぜひ(^^♪


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