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自然から離れない~薬草教室

学校を出て社会人になりいくつかの会社で働き同僚たちと時にはプライベートでも交流し、結婚して子どもを産んで育てて幼稚園や学校に通わせるようになったらママ友ができました。

松永暢史氏の本を購入したのがきっかけで東京にある自然派お母さんグループ「おひさまのおうち」を知り、食育や自然に即した生活を意識しているお友達ができ、地元さいたまでも大宮にあるみどりの学び舎という植物関係のことを中心に面白い勉強会をたくさん催している場所を知り出入りするようになり、そこでできるお友達はやはり自然派な人たち。
数年前に流行った風邪のためのお注射を打っていない人ばかり、これが普通みたいな世界。

ふしぎなことに音読に興味を示して習いに来てくれる方々も同様です。発酵の企画も楽しんでくれる。

わたし自身はどうかと言えば、以前はコンビニのご飯も平気で子どもに食べさせ、各種予防接種も受けさせていました。ずぼら過ぎて今となっては怪我の功名?いくつもの予防接種が未接種ですが(;'∀') ママ友たちとインフルの季節にあそこのクリニックはまだ予約できるなどとイベントみたいに盛り上がっていたのを覚えています。
今は知識も増え、時にはママ友に眉をひそめられる自然派になりました。

新しくできるお友達が高確率で自然を意識する人で、学びに行く場でも「人間は自然から離れれば離れるほど病気になる」というフレーズを方々で何度も聴くようになりました。

つい今朝も西洋医療が絶対王者として君臨しているこの世界、水や太陽や空気があって生かされている生命体を自然とはかけ離れた治療で治すというのは不自然ではないかというようなブログ記事を読んだところでした。

そして午後、中村臣市郎先生という薬草に詳しいかたの講演会に行きました。中村先生は30代で大病をし、どんな薬も効かないときにある女性から勧められたよもぎの青汁とネズミモチという植物を摂取することで劇的に回復、その後10年の山籠もりをして薬草でも毒草でもなんでも自分の身体で試して覚えるから決して忘れず薬草のことをどんどん知っていったそうです。

植物の持つ解毒作用、ガンさえ治す植物がある、対して人工的なものの恐ろしさ、1億年経っても分解されないフッ素、カップ麺の器の有害性など。
よもぎは40億年前の記憶を持っている。イタドリは痛みを止める人類の救世主。
会に誘ってくれたけいこさんが採取して来てくれた野草、ネジバナ、ハルジオン、レッドクローバー、ギシギシなどなど。それらがどんなことにきき、こうして食べると美味しいなどユーモアも交え話し続けました。聞いていると医療なんていらないじゃないかと思うほど。その辺に生えている草で。

最後に先生は、薬草の力・生命力を信じること、と言いました。
そして、植物は根っこ同士で話し合っていて、足りないものを補い合ったりしてそれを慈悲というと。この関係を壊しているのは人間だとも。
縄文時代には共生の精神があった。それを思い出すべき。

自然とここまでこれた幸運。

よかった、ありがとう。




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