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ギターを弾きたい、歌いたい。

ここひと月ほど憧れていることがあります。
ギターを弾くこと。

奥多摩の古民家に行くと、先生や社会人や大学生になっているお兄さんたちがギターを弾いています。
まるで映画のようなシーン、青春を感じます。息子もこういうのかっこいいと思えばいいのに。

ギターはピアノと違い持ち歩きできるし、打楽器と違い一台で曲を完結できる。いつしかギターを弾きながら歌ったら気持ちいいだろうなと思うようになりました。
息子がその気になる前にわたしがその気になってしまいました。

今日は久しぶりに仲良しの倫子さんと会い、ボサノヴァのライブに行きました。場所はでこぼこ書店という、最近わたしたちが注目している本屋さんです。

駅から徒歩18分の場所、倫子さんと歩きながら、楽器の話になりました。倫子さんも弦楽器を何かしたいそう。わたしも最近ギターを弾いてみたいことを話しました。

でこぼこ書店は小さな本屋さんです。店長さんのまめなインスタ更新とこだわりのあるラインナップ、そこに響く人たちが集まってきます。イベントもちょくちょくあり、今日はボサノヴァライブでひと月ほど前から申し込んでいました。

本棚に囲まれたスペースに隙間なく椅子が置かれ8席、すぐ前にギターを抱えたKarenさんがいました。すぐに始まり、Karenさんのおっとりとした語りでボサノヴァがどんな音楽か知り、演奏が始まりました。

たまたま持っているCDに入っている曲、音楽に身体が揺れます。Karenさんの声はどこかに隠れマイクがあるかのように何とも心地よい響きを持っていました。目下ギターに興味のあるわたしは指元を凝視、しても難しいのか簡単なのか全然わからない(;'∀')

聞いたことある音楽が数曲続き、日本語の曲「ケンとメリー」、ユーミンの曲をボサノヴァ調にしたものも聴きました。
どれも耳なじみがよく、Karenさんの世界に引き込まれました。

歌が好きだけど大きな声を出す歌い方がしっくりこなかったKarenさん、「あなたの声にはボサノヴァが合うんじゃない?」とお母さんの助言があり、ギターを買ってご本人含め周囲の誰もが三日坊主で終わるだろうと思ったのが今日まで続いているそうです。
noteにブログを始めたら出版社の人の目に触れてエッセイを出すことになり、今日わたしも1冊購入しました。

サインしてもらいました。忙しくて積読しちゃうかなと思ったけど、一気読みしちゃいそうな。

好きなことにひたむきな人がつかんだ今日と言う未来。

自分に集中、そこに音楽を加えたい、ギターを弾いてみたい。
そんな風に思った今日の午後でした。

よかった、ありがとう。

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