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「教育環境設定」と「教える」こと

教育環境設定コンサルタント。
これは松永暢史先生の肩書のひとつです。

今日の先生のブログを読み、Vnet(先生が主催する塾)が移転するにあたり、理想の教育環境設定が考えられているんだなあと感じました。
絵画・植物など、普通の塾では重視されなさそうなものに先生の思い入れがあるのがわかり、改めて数年前に書店で松永先生の本を手に取り、それ以来松永先生の言うことを信じてきた自分のセンスの良さに氣をよくしてしまいました。(珍しく自己肯定度マックス値)

西荻窪のVnetがあるビルは年季が入っていて、普通の塾とは違う様子にインパクトがあったので、子どもたちのために環境設定されていることに正直なところ気づいていませんでした。今日は西荻窪での勤務だったので、それを確認すべく出勤したら、明日のひっこしのために荷物はみんなくくられ、絵画もしまわれひとつもありませんでした(;'∀')
来月に新事務所に行き、イメチェンした環境を見るのがとても楽しみです。

今日は二年生の女子を教えました。
音読は100%子どもの味方のメソッドと思っていますが、まさにそれを噛みしめるレッスンでした。私が色々話しているときは手遊びがあったりするのですが、音読が始まるとその視線はまっすぐテキストを見つめ、しっかりと声を出します。「ここにアイデンティティあり!」とでも主張しているかのようです。一緒に気持ちよく声を出し、その後の暗算も一生懸命頭を使い、頑張りぬきました。

帰りながら、「教える」ということを考えました。隣のブースで音読指導をされていた松永先生は結構難しい話を低学年と思われる生徒さんにしていましたが、生徒さんは集中して聞いていました。
大人と子どもに音読指導をしていると、子どもはその古典の時代背景などの説明をあまり必要としていない印象があります。音読は頑張るし、集中力の問題もあるし時間も短いので音読中心でよしと思っていますが、教える技術によってはもっと深めることができるのでしょう。

「教育環境設定」と「教える技術」
息子の教育環境設定、音読道場としての教育環境を整えていこうとワクワクしています。
「教える」ことについても、どう学ぶか、からスタートです。

ちょうど去年の今頃、日本語音読指導者養成講座についての説明会がありました。指導者になってもまずは自分の子に活かして、仕事にするのは機が熟したら・・なんて思っていました。1年後にこんな風になっているなんて想像もつきませんでした。
私は本人だからまだいいけれど、旦那さんなんてろくな説明もされないまま、妻がしょっちゅう家を空けるようになり、自分が仕事の間は自分の家が音読道場になり見知らぬ人が入れ代わり立ち代わり出入りしているという事態になり、面食らっていることでしょう。

まさに人生の醍醐味、堪能中!

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