見出し画像

音読の可能性を信じる

「バオバブ、鹿肉のハンバーグ、美味しいよ」
確かあれは去年の11月初め、ボンフェスという北浦和一帯でおこなわれるマルシェでひとりの男性が「カフェレストランバオバブ」を教えてくれました。行ってみたいな、と思っていたら、その月の中ごろにおさるの居場所という地域の人との寄合でバオバブを手伝っているという男性ちーくんに知り合いました。
ちーくんはわたしの自己紹介を聞いて、カタカムナってバオバブ店主の田中さんが絶対好きだから会ってみてくださいと言いました、

「本来の日本語を取り戻したい」という田中さんと意気投合し、明くる年の3月1日にコラボ企画をすることになりました。お店が開店する前の時間10時から体験会、お店がオープンする11:30には終わり、美味しいハンバーグをいただく企画。

そして昨日が第2回の体験会@バオバブでした。
音読が脳にもいいという資料を作り、話す内容を考えながら会場に向かいました。

こんなにもそろうものか!と思うほどの感度の高い5名の参加者。もともと音に造詣の深い方もいて、こちらの説明に都度響いてくれたり、参考になるような話をしていただいたり。

お子さんがまだ学校に通っている現役ママが多かったですが、学歴に走らず無理なく「音」でお子たちにアプローチ、音の響きで空気を満たして彼らの人生を応援していきたい、そんなおおらかさが感じられました。

日本語1音1音の発声、馬鹿にできたものではありません。
母音の発声をまず練習し、その後子音。「か」だったらか行の発音と母音「あ」を瞬時に発声して「か」と発声します。ひとつの音で2つの発声を組み合わせる。やってみるとちょっとした脳トレのようです。子音のひとつひとつの発声の説明を聞き、それを母音あいうえおと合わせる。「かきくけこ」「あかさたな」など規則的に発声するならまだいいけど、カタカムナ5,6首で各音を順不同に発声するとなるとなかなか大変です。

皆さん積極的に楽しそうに声を出し、すっきりした~!もっとやりたい!などと思い思いの感想を寄せてくれました。

アンケートを書いてもらい体験会が終わり、用事があったおふたり以外でランチタイム。バオバブさんの美味しい鹿肉入りハンバーグをいただきました。
有機や低農薬の生野菜サラダ、ハンバーグの付け合わせのお野菜がまた美味しい。お味噌汁が付いているのも身体想い。
体験会に参加してくれた店主田中さんの奥さまが作られている優しい甘さのデザートもいただきました。

楽しいおしゃべりタイム。音読の話題の他、家族と生きること、女の生き方など大いに各人の状況をシェアしたりして話しました。初めての組み合わせの5人。きっと新しい響きが波動が生まれ広がったことでしょう。

心地よい疲れ、帰りのバスでまどろみました。
楽しかったな、日本語音読の可能性の広がりを感じた体験会でした。

よかった、ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?