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賢くなりたい〜48歳あきらめない

松永暢史先生による、高校古文の講座が始まりました。
昨日、午前中にレッスンを一つ終えたのち、しゅりさんと吉祥寺に向かい、ブイネットで受けてきました。

普段古典に「音読」により親しんでいますが、講座では文法をまず確認しました。
あらあらあら、未然形、連用形、終止形、連体形、已然形、命令形。ら変、四段活用など動詞の活用、形容詞、助動詞の活用、助詞などなど。
うわぁ、高校でやったなぁ。

「これは覚えなくていい」などなど松永節炸裂のかなり異色の文法講義の後、実際に宇治拾遺物語を音読しながら文法をおさらいします。
松永先生の解説の速いこと!これは復習必須です。

日本語文法ってこうなっているのか。
一文字の違いで、「この活用は~」となります。助詞も然り。一音一音切って音読することが、一文字で構成されている助詞に気付け、日本語に鋭くなるのに有効であることがよくわかります。

正直古文文法にはひえっ!となりましたが、それでも音読テキストにのっている一連の古典を音読しているので、「だにあるに、の「だに」ね」とわかります。英語もそうですが、多読って大事だなと思いました。

講座のあとはお茶会です。
ここで繰り広げられる会話は非常に高度です。
現状の教育について、子どもたちをどうしたら救えるか、今の政治模様を鑑みながら成り行きを予想し、それじゃだめだと、意見を言う。話しているのは主に松永先生と前田先生。お二人とも頭脳明晰、ポンポンと意見を交わし冴えわたっています。頭のいい人はそれなりにいるけれど、それをこのように存分に使っている人は少ないんじゃないか、とお二人の議論を聞いて思いました。
わたしは自信もないのに、向こう見ずにもたまに口をはさんだりしてしまいます。そして、隙だらけの自分の話しぶりに後から大後悔。あーあ、恥ずかし。賢くなりたいなあ。

古典音読やサイコロ暗算を通して子どもの能力開発をしていく、活動をしていますが、大人もしてみんとてするなり、か。
中一の息子には今年音読とサイコロ全開、本を読めるようになり、来年は松永先生のリベラルアーツを受けられるようになってもらいたいと思っています。
わたしはもうひとり賢くしなくてはいけない、ほかならぬ「わたし」を。


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