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「音読×発酵」本格始動!

6月にパイロット版として実施した「音読×発酵」のコラボ企画。
好評だったため、本格始動することにしました。
月に一度、金曜日を菌曜日として音読と発酵チャレンジを楽しむ会。

昨日がその「菌曜日」でした。
急な呼びかけにもかかわらずひとり参加してくれました。

以前も音読のレッスンを受けてくれていたTさん、到着すると、テキストと空き瓶をテーブルに置きました。
早速色々と発酵や食生活について話しました。彼女の旦那さんは自然食に親しみ、味噌も手作り、基本玄米、発酵の管理も進んでしてくれるそうです。
お互い止まらないおしゃべりが初めに入りましたが、その後「音読×発酵」企画のコンセプトを説明、音読はTさんによいのではと用意していたカタカムナのテキストにない首を読むことに。

カタカムナに興味を覚える人は、自然派志向で、発酵好きな人が多い傾向があります。
わたしも発酵が好きで「発酵チャレンジクラブ」を主宰しているため、今回このような企画をしましたが、「音読×発酵」を改めて考えるとキーワードは「空気」なのかなと思います。
音読すると響きが生まれます。母音の響きを感じることは音読の醍醐味です。発酵は空気中の微生物との共同作業、「手前みそ」なんて言いますが、それぞれの家の空気が味噌の味に影響することはよく知られています。
音読で声を響かせ空気に波動が起こり、空気中の微生物にも影響して発酵にも関係していく、そんな関連性があるのかな、と思いました。

音読で整えた空気の中で発酵チャレンジ、昨日は「トマト麹」を作りました。これはそのままパスタソースなどにできそうで重宝しそうです。
また全員で交代して塩きり麹をすりすりして願いを込めました。

発酵チャレンジの後は軽食ランチ、おにぎりと麹納豆、蒸し鶏、キュウリとコチュジャン、お味噌汁。女性は人に食事を用意してもらうこと自体が新鮮です。そのありがたみを感じながら同じものを食べ、心ゆくまでおしゃべりを楽しみました。

Tさんは楽器を演奏したりで音に造詣が深く、発酵も日常的に扱っているので、色々なことを話してくれました。
そして音読をレッスンの時だけでなく日常的に楽しんでほしいと、落語絵本をわたしが読んで、その面白さを受け取ってもらいました。

テキストをもとに進めていく音読の通常レッスンと一風違った、講師と参加者で作っていく、インタラクティヴな「音読×発酵」、無限の可能性があると感じました。

この企画をどんどん「発酵」させて、おいしいものにしていきたいです。

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