レモン農家直伝「究極のレモンサワー」の作り方
暑くなってきましたね!もうすぐ夏がやってきます。
レモンをギュッと絞って、キーンと冷やしたサワーやスカッシュを飲みたくなる季節になったので、今回は、日本一のレモン産地である瀬戸田のレモン農家に教わった「究極のレモンサワー」の作り方をご紹介します。
その前に、レモンの「旬」をご存知でしょうか。実は夏ではありません。意外と知られていませんが、国産レモンの収穫時期は10月~5月、冬から春が中心なのです。
先日書いた、日経ビジネス電子版の連載「作り手とレシピで知る『日本の食』」で詳しく書いていますので、お時間があれば読んでみてください。
レモン農家直伝「究極のレモンサワー」の作り方
citrusfarms たてみち屋の菅さんに教わったレモンサワーの作り方を紹介します。作り方をYouTubeにも公開していますので、ぜひ工程を見ながら作って下さい。
※最近始めたばかりですが、ぜひチャンネル登録いただけると嬉しいです!
レモン農家直伝「究極のレモンサワー」の作り方
(材料)
レモン 1個(糖度があり皮まで使える国産が一番)
強炭酸水 150ml
氷 適量
蒸留酒(ウオッカや黒糖焼酎など甘みのあるもの)50ml
ハーブ(ミント、大葉、ローズマリーなど) 適量
(作り方)
①レモンをさっと洗います。
②レモンを4等分に切ります。この時縦に包丁を入れるのではなく斜め十字にクロスカットするのがポイントです※動画をご参照ください
③冷えたグラスに②のレモンの1~2個を皮を下にした状態で絞って加えます。(皮の表面は小さな油胞がたくさんあり、精油が詰まっているため)
③ウオッカを注ぎ、レモンの風味が溶け込むようによく混ぜる。氷を加え、炭酸水を氷に当てないように注ぎます。
④仕上げに残りのレモンも絞り入れ、軽く上下にステアして、ハーブを添えて出来上がり。
動画の中では、ノンアルコールレモンサワーの作り方も紹介しています。
炭酸がパチパチと、レモンの油分をまとって上がってくるさまがとても心地よく感じます。市販のレモンサワーはまだほとんどが輸入レモンを使用していますが、今後は原材料に国産レモンを採用する流れも期待できそうです。
レモン農家の菅さん、ありがとうございました。これからも美味しいレモン作ってください。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。