種もワタも取らずに作る 「ピーマンの肉詰め」の作り方
愛媛県西条市の鎌田農園にうかがったときに見た、あのピーマンの神々しさが忘れられず。
ピーマンのヘタの部分の美味しさに魅せられて、あれから新鮮なピーマンを使う場合は、種もワタも取らずに調理することが多くなりました。
西条市は、水が綺麗なまちで、そこで育った野菜は瑞々しくて美味しい。
さらに、鎌田農園の鎌田さんは、野菜が快適に根を張り水を吸い茎を伸ばせるよう、土づくりにもこだわり、最高の味を作り出しているのです。
そんな美味しいピーマンを丸ごといただけるレシピを紹介します。
種もワタも取らない 「ピーマンの肉詰め」のレシピ
(材料)2~3人分
ピーマン … 9個
A合挽き肉 … 300g
Aたまねぎ … 1/2個
Aパン粉 … 大さじ3
A塩コショウ … 適量
A粉末コンソメ … 小さじ1
酒 …
=ソース=
ケチャップ、中濃ソース … 大さじ1ずつ
(作り方)
①たまねぎはみじん切りにし、耐熱容器に入れてラップをし、2分加熱し、粗熱をとります。
②ピーマンを縦半分に割ります。
③Aの材料を混ぜて、半分に切ったピーマンに詰めます。
④油を熱したフライパンで③を両面焼いて。(他の野菜もついでに焼いています)
⑤ピーマンを下にした状態で、お酒を振って、ふたをして5分蒸します。
⑥お皿に盛りつけたあと、ソースの材料をフライパンで軽く煮たたてて、上からかけます。
種やワタがあるせいか、ピーマンとお肉が全くはがれません。(なのでくっつけるための小麦粉要らず)
食べる際にヘタのかたいところさえ上手くに残せば、種もワタも全く気になりません。
おいしくって、上手にできるって最高ですね。
NINOFARMで採れた野菜も、自分たちで採ると、余すことなく食べたいという野菜への愛着が湧いてくるものです。ひとつひとつがとっても綺麗。
鎌田さんも、これからも美味しい野菜作り続けて下さいね。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。