様々な経緯。

最近ありがたいことに、新たな生徒さんがぽろぽろと来てくださっています。

今日、来られた方。

音楽を学んだことがなく、
楽譜も読めないけれど、
歌が好き。
普段から鼻歌を楽しんでいるそう。



祖父が声楽をしていたこと。
一度は歌を習おうと、一度だけレッスンを受けに行ったけど、楽譜が読めないことで場違いだと感じてそれっきりになってしまったこと…



そして、生死を彷徨う病気をしたことで
もう一度歌を学びたい、そして体力をつけていきたい。



高い声、大きな声が出せるようになって、
唱歌などをしっかり歌えるようになりたい。

といった経緯をお話してくださいました。

最近来てくださる生徒さんは、
声楽を学ぶことが初めての方が多く、
レッスン自体が初めての方も。

共通してる、
と感じるのは、

何か、
諦めていたことに、
自分に向き合う。
見つめ直す。

そのために、勇気を持って挑戦する。

そんな思いがひしひしと伝わってきます。



長年音楽に携わってきたわたしからすると、
音楽を初めて学ぶ方から教わることが多いですし、自分の思い込みにも気づかされます。

どっちが先生？？笑

って思うほど教わることが多いのです。

先生と生徒という立場ではあるものの、
お互い持っているものを分け合う、
上でも下でもなく、
対等な関係性であれたらいいな、
と思います。

気づきを得て還元し、
良い循環を生み出す。

わたしにできることは
なんだろうか。

生徒さん自身が、
持っている未だ見ぬ声を
最大限に引き出していく、
一緒に。

そして自らも成長していく。
そうありたいものです。

今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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