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人間が産まれたときの第一声は440Hz「ラ」の音

 取りあえず気になった本は読んでみよう。それが凄く大事。読んで面白くなければやめればいいだけのこと。

 以前に養老孟司さんの「ものがわかるということ」を読んで、あれこれなるほどなるほどと思い、なんだかそれから養老さんの本をよむようになったのですが。今回は「遺言。」。

 「ものがわかるということ」の中のどこだったか忘れましたが、詳しくは「遺言。」に書いたとあったので、素直な私としましては「そうでありますか。ならば読んでみますわ」ってことで購入したのです。

 どの場面で遺言。に書いたと、本のタイトルが出てきたのかもスッパリ忘れたにもかかわずですよ、読み始めていきなり面白い。人間も動物も絶対音感を持って生まれてくると書いてある。

 これ、なるほどなんです。人間は、おぎゃーと産まれますが、そのときの産声の、全世界の子どもの共通点はAの音。ラです。赤ちゃんは絶対音感を持ってラララ~って生まれてくるんです。楽しそう。

 人間に可愛がられている動物は名前をつけてもらい、呼ばれ続けるうちに自分の名前を認識しているのかも?しれません。だから、呼ぶとネコちゃんもワンちゃんも走ってくる。

 自然界の動物には名前はありません。子どもは親の声を聞き分けることができます。まさに絶対音感。動物のドキュメンタリー番組で、ものすごい数のペンギンがいて、よくもまぁ親子がめぐり合えるものだと思っていましたが、子どもも親も、お互いの鳴き声と他と聞き分ける絶対音感を持っていたからなのですよね。

 本は読むものですね。養老さんの本を読んで私の長年の謎がひとつ解けました。

 こうも書いてありました。「子どものころから訓練をすると絶対音感を持てるというのは間違いです。訓練によって絶対音感が失われずにすみます」

 大納得。

 気になった本は読んでみましょう。そうしましょう。それはあなたが引き寄せた本です。あなたが持つ謎が解けるかも?しれません。

山下純子
 
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