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私は運が悪くて良かったと本当に思っています

 私は出会う人、出会う人と自分を比べて運が悪いと思うのです。

 いいな、あの人は背が高くて運が良い。私は背が低く生まれてしまったから運が悪い。じゃぁ、元気を売りに生きていこう、今日も張り切って過ごすぞ。

 いいな、あの人は本当に頭が良い。もともと賢く生まれ付いたんだろうな。運が良い。私は彼ほどの地頭を持っていない、運が悪いわ。ならば、勉強しまくるしかない。

 いいな、あの人は物凄い経済力のある家に生まれている。めちゃくちゃ運がいい。私は普通の家に生まれた。運が悪いほどではないけれど、自分で稼ぎまくるスキルを伸ばし続けるしかない。

 運の悪さは、気持ちの切り替えと行動でカバーして、できるものなら最初から持っている人を抜き去りたい。と、私はいつも密かに思っているのです。この思いというか考え方を持てることが、私が本来持つ運の良さだと言い切れます。

 人と比べて自分が秀でているところはどこだろうと観察して、そこを勝手に才能だと決めて伸ばす努力をしまくる。本を愛してやまないのも一種の才能だと思い、自分の人生の質を上げるために読みに読む。人が続けることができないことを、改善しながらひたすらに続ける。それが私の開運法で、ベースは「運が悪いから努力でカバー」の生き方です。

 私の父は、出世したひとりです。とんでもなく貧乏な家に生まれて、しかも8人兄弟姉妹の長男。父の父、早死。一家を支えなければならず、稼いだお金は殆どを仕送りしていました。働いても働いてもお金が手元に残ることはなかったそうです。私から見た父は、誰よりも働いて、誰よりも勉強していました。365日働いていて、大人というのは休みなく働くのが当然だと子どもの頃の私は思い込んでいたほどでした。

 父が生まれた境遇は運が悪いと思えます。「どうして俺はこんな目に遭うんだ」と若い頃いつも思っていたそうです。そんな目の居場所を神様に与えられた父は、やれば伸びるを証明できた運の良い人だったのかもしれないと、亡き父に思う私です。

 運が悪いと思うのなら、運が良くなる気持ちを持って行動をすれば良い。それが運を拓くと私は信じます。肯定的な方だけを見ればよいとの教えもありますが、包括的に見れば、運の悪さも活用した方がよいのです。

 萩本欽一さんの「ダメなときほど運はたまる」 おすすめします。

山下純子
 
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https://ameblo.jp/junko-485/entry-12701236252.html

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