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気になる人にインタビューしてみた。vol.1

こんばんは、Meiです。初めて、インタビューに挑戦してみました。

↓以下インタビュー記事

読者のなかには、「本業は続けながらも、自分が本当にやりたいことを叶えたい」という方もいらっしゃるのでははないのでしょうか?

やりたいことのために、転職や副業に挑戦してみるのも1つです。ですが女性は、結婚、妊娠、子育てといったライフステージの変化よって、働き方が限定されたり、「仕事と家庭のバランス」に悩んだりすることも……そう簡単に仕事を変えられない人もいるはず。

では、変化する環境の中で、1つの選択肢にだけに縛られない「しなやかな生き方」はどうやって叶えていけばいいのか……

今回は、大手の金融機関でOLをしながら、オンラインで骨盤インストラクターとしても活躍するぴのこさんにインタビューをしました。

「やりたいことはあるけど、何から始めたら良いのか分からない……」
「何かスキルを身につけて挑戦したいけど、転職や副業には抵抗がある……」

そんな悩みを抱える方にとって、この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。

Twitterでつぶやいてできた骨盤矯正サークル!


ーーまずはぴのこさんのご職業について教えてください。

私は大手の金融系企業で事務を12年続けています。昨年7月に出産し、今は育休中です。

ーーなぜ金融業界と全く関係のない「骨盤矯正インストラクター」に興味を持ったのでしょうか?

きっかけは、会社の先輩に「産後太ったから痩せたいんだけど、何か良い方法ないかな?」と聞かれて、調べ始めたことですね。ネットで骨盤矯正専門の先生を見つけ、会社でレッスンをしてもらえないかと直談判しました。部活を立ち上げたみたいな感じです。

実際にレッスンを受けると、体がすごく楽になるのを実感して。もともと健康や美容に興味があったり、誰かの相談にのったりするのも好きだったので、自分に合っているなと思いました。そこから、骨盤矯正インストラクターの活動に興味をもち始めたのです。

ーーその後、ご自身で資格を取られたのですか?

はい。当時私は入社3年目でまだ結婚はしていなかったですが、そろそろ結婚や出産も考え始めて、妊活についても調べていました。
レッスンで、骨盤矯正が出産しやすい体作りにも効果があることを知り、勉強して骨盤インストラクターの資格を取りました。

以前から会社の仕事以外にも何かスキルが欲しいと考えてはいましたが、資格までとれたのは、骨盤矯正の知識をもっと広めたい!という気持ちが強かったからだと思います。

ーーインストラクターの資格をとったあと、骨盤矯正のレッスンはどのように始められたのでしょうか?

Webキャリアスクールの、ママコミュニティ向けにレッスンを企画し、Twitterでレッスン希望者を募ってみました。すると、無料ということもあり30名程のシーメイトさんが賛同してくださって、すぐに骨盤矯正サークルを作ることになったのです!

ーーぴのこさんの行動力とその早さに驚きます!サークル活動を始めて感想はありますか?

小さな失敗は多々ありましたね……ですが、それ以上に不完全でも何かを行動に移すことに学びがあると気づきました。その後もインスタグラムを中心に受講者を募ったところ、口コミが徐々に広まって、ありがたいことに参加者は増えています。

活動の根っこは「誰かの役に立ちたい」だった


ーーそもそも、ぴのこさんはなぜ骨盤矯正を広めたいのでしょうか?

多くの女性に、自身の体を労る大切さを知って欲しいのです。

骨盤矯正とは、産後女性の体型を整えるために効果があると考えられがちですが、これから赤ちゃんを授かりたいという人や出産を控えている人達にもメリットがあります。というのも、骨盤の仕組みを知っておくと出産時の骨盤の動かし方が分かり、妊婦さんの出産の負担軽減にも繋がるのです。

私自身出産を経験したので、同じ境遇の女性の悩みもよく分かります。骨盤矯正レッスンを通して、産前産後の女性達と健康で楽しく活動していきたいと思っています。

ーー素敵な活動です!自身の体を労る大切さを仲間とシェアされているのですね。
また、ぴのこさんのレッスンでは希望者にタロットコーチングもしているとか。
タロットコーチングについて教えてください。

具体的には、相手の方にお題に対するタロットカードを引いてもらい、そのカードについてご自身がどう思うのかを問いかけていきます。
相手の気持ちが無意識にカードに現れるので、一緒に深掘りしていくのです。

骨盤矯正のレッスンを受ける方には不妊で悩まれている人も多くいます。
そんなときに、「1枚引いてみる?」って聞いてみたり。
あくまでもカードを引いた後の答えは、自分で考えて導き出してもらいます。その後に実際のアクション計画も一緒に立ててみるんですよ。

私は1度目の結婚のときに、自分の体調は万全だけど、パートナーを変えられないことに悩んだり、パートナーの行動に自身のマインドが振りまわされたりしました。それが嫌でタロットでコーチングする方法を学び、レッスンに取り入れ始めたのです。

ーーご自身の体験が活かされているのですね。実際にコーチングを受けた方からの感想はいかがでしたか?

もやもやを抱えている方が多いので、コーチング後には自分の考えがはっきりしたとか、考えていたことを実際に行動に移してみたという声も頂いています。

ぴのこさんが考える、「今後の目標」とは?


ーー骨盤矯正インストラクターとして活躍されるぴのこさんですが、これからの目標はありますか?例えば、インストラクターの活動を本業にすることを考えていますか?

いいえ。今のところ、骨盤矯正インストラクターのレッスンだけで生きていこうとは思っていません。

娘が小さいうちは、収入よりもまずは自分やレッスン参加者が健康で、お互いを高め合える場所作りをしていきたいと思っています。本業も続けるつもりで、夏には産休を終え会社に復帰する予定です。

ですが、これから夫の仕事や娘の成長によって、ライフスタイルが変わることもあるかもしれません。そのなかで、せめて自分自身の心と体はコントロールできるようにしたいし、将来更にやりたいことが出てきたら選べるように準備はしておきたい。骨盤矯正インストラクターもその選択肢の1つなのです。

形はどうあれ、しなやかに生きたい。それが私の目標です。また、私と同じように複数の生き方を選べる女性を増やしたいとも思うのです。

ーーなるほど。自らが「やりたいことを選択できる人生にしたい」と思う気持ちは共感できます。でも、「同じような女性を増やしてたい」というぴのこさんの気持ちはどこからくるんでしょうか?

結局1人だけで頑張っていても変えられることは限られるし、しんどいですよね……

大企業で働いていると、会社の福利厚生や仕事内容は嫌いではないけれど、社風にフィットしない感じや何かを我慢している人もたくさんいる。今はずいぶん働きやすくはなったけど、女性は仕事じゃなく家庭を第一に……という固定観念もまだ残っています。

でも私は、何かに縛られる人が減るほど、自分らしくいられる女性がいればいるほど、生きやすい世の中になると思うのです。

やりたいことも、自分の生活に合わせて「できる形」を模索していけばいい。

「しなやかな生き方」とは強さと柔軟さをもち、未来に向け準備すること


自ら動くことで人を動かし、自分のやりたいことで人を幸せにする。それがまわりまわって自分の幸せに繋がっていく。タロットでのコーチングを活かした骨盤インストラクターとしての活動は、そんなぴのこさんの思いを体現しています。

しなやかな生き方とは、自分らしさをしっかり持ちながらも、柔軟で流れに逆らわない。つまり働き方にとらわれない生き方なのではないでしょうか。

本業、副業という形にとらわれなくても、「挑戦したい」、「誰かの役に立ちたい」と信念を持って取りくむ活動は、人生を豊かにし未来への選択肢を増やしてくれます。

まずは、ぴのこさんのように自分のやりたいことに素直になり、不完全でもいいから行動にうつす。それが「しなやかな生き方」への第一歩かもしれません。


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