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優しいに負けるな

近頃"優しい"について考える事があります。

一般的に"優しい"は良い事で、誰もが出来ればそうありたいと思っている。

親が子供にどんな人になって欲しいですか?と聞くと"優しい人"になって欲しいという事が多い。

確かに、優しい人への思いやりや気配りは大切だと思います。

人との繋がりを強めると思うし、信頼関係も気付きやすいです。

ただ、今私は人生の流れで実父母義父母4人を通いですが介護していて、自分の中の"優しい"が自分を苦しめている気がしています。

"優しい"事は良い事だから、そうでなければならない。

そういう世の中で育って来たから。

自分の事を後回しにして親への"優しい" で一杯一杯になる。

たぶんそういう人は沢山いると思います。

だけど今は言いたい。

自分の事を後回しの"優しい"は必要ないと。

それはただの自己犠牲で、優しく出来ないとしても、それは自己中でも冷たいのでも無いから。

自己犠牲してまで"優しい"を頑張る事はない!

もし周りにそれを非難されたとしても、ここまでは出来るけどのラインを自分で自覚して、自分を守る強さを持っての上の"優しい"でありたい。

周りから求められる"優しい"に流されるは危険です。

だって皆優しくされたいのですから。もっともっと。

"優しい"にはそれと同じくらいの"強さ"が必要です。

"強さ"が無くただ"優しい"は辛くなるだけ。

自分が壊れてしまうかも。

"優しい"と"強さ"を同じくらい自分の中で育てていきたい。

自分の人生は自分のものだとしっかり自覚する為にも。

人との関わりから中々自分の思う様に行かないのが人生だけど、しっかりと強さのある優しさを自分の中に育む事が出来れば納得出来る物に。

私は人生は自分が納得出来ていればそれでOKだと思っています。

だからこそ世の中基準では無い自分らしさの"優しい"を関わって行く人達にして行きたい。

"強くて優しい"は自分が歳をとってからもっと必要になってくる。

してあげるからしてもらうになるのだから。

すぐになれるものでは到底無いから、人生で少しずつ自覚しながら身に付けたい。

まさに今そうなのだと思う毎日なのです。

強くて優しいは難しい、でも挑みたい。

自分の人生のために。




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