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2021年に見た韓国作品を振り返る

 今年も韓国ドラマで泣いたり笑ったりしてました、じゅんぷうです。

 この1年で見た韓国ドラマは22本、韓国映画は11本でした。推しに出会ったという最大トピックは前回書いたので別として、振り返ってみると、もっともリピートした『ヴィンチェンツォ』からの流れがざっくりふたつ。

✦仕事人チーム映画に弱かった✦

『ヴィンチェンツォ』からソン・ジュンギ
『スペース・スウィーパーズ』見て、

アウトローの集まり、宇宙船「勝利号」チームが一攫千金を目指してある危険な取引を始めるという、近未来の宇宙が舞台のアクションもの。このときのソン・ジュンギの役名「テホ」が『ヴィンチェンツォ』でもお遊びで登場したというわけ。左下は『ヴィンチェンツォ』にもカメオ出演したチン・ソンギュ。

今度はチン・ソンギュつながりで
『エクストリーム・ジョブ』見て…と、
これはハズレのない一連でした!

左から2人目のクセつよ髪型がチン・ソンギュ。センターのコ班長の真顔がコメディ心得てる。

『エクストリーム・ジョブ』は
韓国で2019年に公開された映画。

実績ゼロのポンコツ捜査チームが
潜入捜査の一環でフライドチキン店を偽装営業し
これが意に反して大盛況、
チキン店の切り盛りに追われるという
お馬鹿ノリがわたしだいすきです。

『エクストリーム・ジョブ』を見ると
必然的に『愛の不時着』以上に
チキンを食べたくなるのと、
『ヴィンチェンツォ』もう1周したくなるんですよ。

『ヴィンチェンツォ』の
クムガプラザの住人のように
ポンコツの仮面を被って生きている彼らが、
ひたすらダサい。それが萌えポイント。
それとクライマックスで魅せるチーム感に
上がる、いや揚がる…!
香港映画好きとしてはこういう
ダサいヒーローを愛しく感じます。

✦2番手・3番手が熱かった時代劇✦

『ヴィンチェンツォ』の影響で見た、もうひとつの流れがこちら。

ソン・ジュンギ

『トキメキ☆成均館スキャンダル』

男装ヒロイン時代劇


『恋慕』

いわゆるロマンス時代劇
政争と陰謀とメインキャラは斬られても死なない世界。

『トキメキ☆成均館スキャンダル』『恋慕』ともに
男装のヒロインと①本命相手
   +
②理解者的な包容力イケメン
   +
③黒剣士的なミステリアスイケメン

といったメインキャラ設定があり、
ついつい②③に心を寄せてしまう私です。
しかも『恋慕』は珍しくリアタイ視聴しました。

男装のパク・ウンビンが宝塚な男前で本命のロウンが尽くす乙女。男装の世子様なんて結婚どうするつもりだったのよ? 悪女がいないレア時代劇。

王室では不吉とされる双子、
しかも男女が世子(皇太子)に誕生。
すぐに女児抹殺の命令が下され、
口封じに王宮の産室の者も皆殺し…
双子の母である世子嬪は
女児を仮死状態にして王宮の外へ逃がす。
10数年後、双子の兄妹は巡り会う。
しかしふたたび妹は殺されてしまうが、
命を奪われたのは入れ替わっていた世孫だった・・・

女に生まれたというだけで2回殺され、
男として、世子としての人生を生きるしかなくなったヒロイン。
…ときたら、男装ものではないけど
思い起こされるのが『太陽を抱く月』

互いに想いあって世子嬪となったのにヒロインは陰謀によって暗殺され、命は取り留めても記憶を失い、過去との縁を断ち切り別人として生きていた。こちらは悪女たち暗躍。
子役時代の彼らのクオリティ高すぎだしやっぱりこの黄金構造よ。

『恋慕』に話を戻すと、
ザ・2番手の彼推しでした。

世子の従兄、イ・ヒョン。つまりヒョンヒョン…ナム・ユンス演じるこのヒョンニムがせつなすぎてジャルジャルの後藤見てもせつなさがこみ上げるように。

男装にいたる経緯こそハードだったけど
展開は王道。犠牲をともないながら悪を絶やす。
王宮でイチャつき過ぎとか
ゆくゆくはヒゲ生やさなくていいのかとか
いろいろ気になりつつも
キャスティングと美しい映像、OSTが抜群でした。

✦俳優ド・ギョンスの魅力が底知れない✦

『ヴィンチェンツォ』、ソン・ジュンギの
流れで見た作品以外では、
ドラマは『愛の迷宮』『シグナル』
『秘密の森』などサスペンスのループ
からのユン・ドゥジュン沼、

映画は『パラサイト』『タクシー運転手』
『麻薬王』『王の願い』
などソン・ガンホ祭り。

一時、D.O.(ド・ギョンス)のことも気になって
『100日の朗君様』も見たけど
これはギョンス演じる世子が記憶を失い
庶民の村で運命の相手と知らずに結婚生活を送る話。

いい、いい顔だ…

EXOのボーカルD.O.としてももちろん、
とくに首のアイソレーション苦手な私としては
彼の首ダンスは学びしかないのです。

『100日の朗君様』の世子様のオラオラ感、
からのニヤリに落ちない人います?
そして今年見た中でもっともエモーショナルといえば
やっぱりニヤリなギョンス主演
『スウィング・キッズ』、もう殿堂入りで。

自分の好みをまとめると
法で裁けない悪を裁く仕事人もの
・社会のはぐれ者チームがスゴ技出してくる
・複数いるイケメンの中の2番手3番手
・絶対助けてくれる黒剣士
・わかっちゃいるけどタイムスリップに惹かれてやまない
・八つ裂きも簀巻きも見たくないのに時代劇やめられない
・オラオラ男がかわいい
・ツンデレどころかツン⇒秒のニヤリ
・人物のエモーションとシンクロするOST

2022年も、Netflix映画『ソウル大作戦』など
新作も楽しみだし、また『イカゲーム』のような
作品が現れるかもだし、
まだまだ見たい過去作もたくさんあるので
忙しくなりそうです。

日本の地上波ドラマは『アバランチ』を
途中で見るのやめてしまいました。
韓国ドラマの長尺使っての伏線と感情移入に
慣れすぎてしまったのかな。
綾野剛に罪はありません。

昨年に引き続き
涙と笑いと癒しと刺激をくれた
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