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久しぶりにスウィングするべ!となった話

夏休みの補習をサボって野球部の甲子園予選の応援に行き、それがローカルテレビに映ったのを職員室にいた先生たちが見ていて親バレしたのがわたしの唯一の高校野球の思い出、じゅんぷうですこんにちは。

あれから30数年。うちの高2吹奏楽男子が野球応援で演奏すると聞き
「えっ、この猛暑に吹奏楽で野球の応援に…お弁当は?スウィングガールズみたいなことにならない!?」
と、真っ先に弁当の心配をしてしまいました。

2004年の日本映画『スウィングガールズ』

主人公の友子を中心とした落ちこぼれJKたちが、補習をサボる口実で野球応援の吹奏楽部員たちにお弁当を届けることに。真夏の炎天下にあちこち寄り道しながら運ばれた弁当を食べた吹奏楽部員たちは次々と腹痛で倒れてしまいます。野球部は勝ち進んだので今後応援がいないと格好がつかない。友子たちにつまみ食いされて足りなかったおかげで食あたりを免れた男子部員と、ド素人の友子たちでビッグバンドを結成していく青春ムービーの傑作。

映画の中で野球のスイングとジャズのスウィングを引っかけたセリフが出てくるんですが、舞台は山形なのでみんな山形弁。友子が言う「ジャズやるべ♪」も効いてました。

もちろんうちの吹奏楽部員にも見せているけど何度でも見せたい

じつはこの作品の公開時、友子を演じた上野樹里と、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由佳梨、平岡祐太のスウィングガールズ&アボーイ、そして矢口史靖監督にインタビューさせていただいたことがあるのです。ちょうど20年前。みんな初々しく、スウィングガールズのまんま明るく爽やかでした。インタビューしたのも夏で、そのあと彼女たちは夏じゅうPRで楽器を持ってあちこち回っていました。

真夏の甲子園予選から始まる、そんなお話とのご縁を思いながらケーブルテレビで息子たちの学校の予選を見ていました。本当は球場に行っちゃおうかとも思ったのですが「応援の応援?」と息子に言われ…。いや野球部の応援するに決まってるけど、猛暑に負けて中継を見ていたわけです。この日は多少曇ってはいたけど息子は腕を真っ赤にして帰ってきました。

本当に高校野球ってまともに見た記憶ないんですが、かかわりができると見てしまうものですね。”最後の夏”を背負う3年生、そのお母さんたち。息子の学校は残念ながら敗退してしまい、その瞬間、わたしは野球部員の母でもないのに思いっきり泣いてました笑

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