『知的複眼思考法』 苅谷剛彦
○読書メモ
20年以上前に書かれた「自分の頭で考える」とはどういことか解説した本だが、色褪せることなく普遍的。
当たり前かもしれないが、仕事でも使える頭の回し方が盛りだくさん。
・結論から述べて、その後に理由を説明する
・複数のケースに共通するポイントとなる概念を探して、仮説を立てる
・新たな事業を行う際に、当初の意図を打ち消してしまう副産物や抜け道がないか考える
などなど
常識論を超えて、真に何かにプラスの方向に意味があることを成すための思考法を身に付けたい。
※本書ではあまり触れられないが、頭を使わず、調べれば分かるような実態的な問いも意外とおざなりにしてしまうことがあるように思うので、事実も淡々と押さえたい。
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