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物語を語れる人は魅力がある

はじめに

今日は「物語」についてのお話しです。

魅力的な人は「物語」を語るのが上手いです。

物語とは何か?
人に好かれる物語とは?何か?早速見ていきましょう。

人は物語が大好き

さて人は男女関係なく物語が大好きです。

人はなぜ物語が好きなのでしょうか?

小さい頃に親が物語を読み聞かせてくれたからでしょう?

それとも僕たちのDNAに物語を好むようにプログラムが
インプットされているからでしょうか?
(一説でそう言われています)

実は「物語」とは人間の思考そのものなのです。

僕たちは自分自身とのコミュニケーションにも物語を必ず使っています。

例えばあなたが気になる女性をデートに誘ったとします。

女性の返答はこうでした。

「今月は忙しいから今度暇な時に誘ってね」(笑顔で)

その時はあなたはどう思うでしょうか?

女性の返答内容・表情・声からあなたは色々なことを推測します。

「顔は笑顔だったからきっと嫌ではないんだろう...」

「断ったのは本当に忙しいからだ...」

「もしかしたら嫌で上手く断られただけかも...」

「前に一緒に飲んだ時、話が盛り上がったからきっと嫌ではないはずだ...」


・・・・

この思考プロセスそのものが「物語」です。

またこれらの思考は全て自分の妄想です。

客観的な事実は「分からない」です。

分かないから僕たちが考えることは全て最終的に「仮説」になります。

そして仮説には物語が必要になります。

物語を使うとは「仮説」に信憑性を待たすことです。

僕たちの思考には「物語」が不可欠なのです。

だから人は物語で伝えられると納得してしまうのです。

では物語を有効活用している人はどんなタイプでしょうか?

それは物語のパターンを多く持っている人です。

物語のパターンを多く持っている人には説得力があります。

説得力とは人の状況に合わせて物語を語れる能力です。

物語を増やして魅力を上げるのは?

では物語を増やすにはどうすればいいのか?

物語のパターンを増やす要素は大まかに言って2つあります。

1つは経験の豊富さ

1つは仮説の多さ

です。

色々なことを経験している人は当然ながら
多くの物語を語ることができます。

だから僕たちは経験したことのない新しい体験を
積極的にする必要があります。

仮説の多さとは言い換えれば視点の多さです。

視点を多くするには経験も大切ですが知識も大切です。

1つの知識に偏らない様々な面から知識を学ぶことで
多面的に物事を見れるようになります。

多面的に物事を見れるようなれば仮説が多くなります。

だから様々なジャンルの本を読むことは効果があります。

僕たちは物事を「ありのまま」に見ることは出来ません。

なぜなら必ず自分の主観が入るからです。

自分の認知能力の限界を意識しながら物語のパターンを増やしていく。

認知能力の限界を知ると自分の意見に固執しなくります。

他人の意見を聞いても

「そんな考えもあるよね」

と余裕を持った態度で人と接することができます。

また限界があるからこそ物語のパターンを増やして
相手に伝えようと努力するようになります。

物語を多く持つことは接する相手への「思いやり」です

こんな視点を持つと本を1冊読むのも映画を1本見るのも1つの経験なり、視点を増やすことになります。

年齢がいくつになっても自分の限界を忘れないで
物語を増やす姿勢で生きていきたいですね。

きっとそんな考え方が他人から見て
魅力的だと思う一つの要素になっていくのだと思います。

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