人に好かれる人は○○力が強い
はじめに
今日は人に好かれるためのある力についての話です。
あなたは人に好かる人が持っている力と聞いて思い出すものは何でしょうか?
容姿が良い
笑顔が素敵
会話が上手い
実はもっと強い力があります。
共感力の力は凄い
共感力は人間関係を作る時の最強のテクニックです。
数あるコミュニケーションのテクニックの中でも
最も重要だと言っていいと思います。
「共感力」があれば人に好感を
持たれないということはまずありません。
もし人に「共感」を示しても相手の反応が変わらなとしたら致命的な理由があります。
ただ「分かるよ」とか「そうだね」などと言ってもだめなのです。
「共感」が上手くいかない理由を知り、
その理由を避ければ人と仲良くなれるはずです。
そのくらい強力で重要なことです。
さてその理由とは何か?
それは僕たちが持っている「力」です。
「力」とは僕たちそのものです。
「力」を「履歴」と言い換えてもいいでしょう。
履歴には僕たちの今までの人生経験、仕事など全て入ります。
履歴は僕たちを何者であるかを規定します。
同時にプライドや他人との境界線を作り出します。
つまり「力」とは自我です。
そして「力」が強いと(我が強い)人に対して表面上は「共感」をしていても人からすると「共感された」とは思わないのです。
アメリカのノースウェスタン大学の社会学の実験で
興味深いものがあります。
まず被験者を2つのグループに分けます。
1つのグループは「自分には力があるという感覚を強める」演習をさせ、もう1つのグループは「自分には力があるという感覚を弱める」演習をさせました。
そしてそれぞれのグループに対して
「他人の立場に立った行動ができるかどうか」を実験で調べたのです。
結果はあなたの想像以上の差が出ました。
「自分には力がある感覚」持ったグループは
「自分には力がない感覚」を持ったグループ比べて
3倍も自分本位の行動を取ったのです。
また興味深いことに「少しでも」自分には力があると思うと人は他人のためにする行動が減ることが分かりました。
「少しでも」です。
つまり共感力を上げたかったら僕たちは自ら「力」を減らす努力をしなければいけないのです。
2つの共感の力とは?
意識的に力を減らすことで僕たちは人に対して表面上だけでない本当の「共感」できるようになります。
表面上だけの共感は人に不快感を与えます。
表面上で「分かるよ」「本当だね」と言いながら
自分の意見を主張ばかりしていたら言っていることとやっていることが一致していないので絶対信頼されません。
また「共感」には2種類あります。
(これも重要です)
1つは「感情の共感」です。
1つは「思考の共感」です。
感情の共感は理屈ではありません。
人が怒っていれば怒りの感情に共感し、
悲しんでいれば悲しみの感情に共感します。
一方「思考の共感」とは相手の頭の中に入り込むことです。
表現を変えれば相手の立場で物事を見るということです。
この2つの共感ができればほぼ間違いなく人に好かれるでしょう。
そして本当の意味での「共感」を表現する時に鍵となるのが
「力を減らす」ことなのです。
では「力を減らす」には何をしたらいいのでしょうか?
答えはあなた自身で考えてみてください。
ちなみに僕が力を減らすためにしていることは
「自分が何もでもないこと」を意識して生きることです。
いつも自分は未熟で最低の部分があることを意識しています。
プライドもほとんどありません。
自我を極力捨てる努力をしています。
人7に好かれたいからではなくそう考えて生きる方が楽だからです。
人間が不幸になる80%以上の原因はプライドだと思います。
アイツには負けたくない!
アイツと比べて自分は劣っている..
アイツの行動は許せない!
全てプライドの問題です。
そこまで考えなくても「力」を減らし余計な
プライドはなくした方がいいです。
そうすれば人間関係で悩むことは少なくなるでしょう。
それでは頑張っていきましょう。
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