死ぬまでに観たい映画1001本#10 ~素晴らしき哉、人生!~
どうも!TJです!
このブログは、死ぬまでに観たい映画1001本に載っている映画を一本ずつレビューしていき、最終的に1001本全部レビューしていきたいなと思っています!3日に1回ほど更新出来たらいいなと思っております。
今回紹介する映画は、「素晴らしき哉、人生!」です。
一言でこの映画を表すなら、「誰しも必要とされている」です。
素晴らしき哉、人生! 1946年 監督 フランク・キャプラ アメリカ
個人的評価 星4.5
今観ても色あせることのない名作です! 当時、興行的には大失敗したのですが、クリスマス時期にテレビでずっと放映していたことからアメリカで火が付き、そこから上質の映画として人気が出ました。興行的に失敗したのも、当時「我等の生涯の最良の年」が流行っていた背景もあったと思いますね。どちらともアメリカの日常を描いたストーリーですからね。この映画は、感動の映画ベスト100の中でなんと1位に選ばれています。それだけなじみ深い映画なのでしょう。他にもフランクキャプラが監督した「スミス都へ行く」が6位に選ばれていることから、フランクキャプラが人を感動させるような映画を作成する達人であることがわかります。
この映画で描かれているのは、ある男の生涯です。1人の人生に絶望した男が、自分のしてきたことがどれだけ影響を与えてきたか、それを思い知ることが出来ます。ジェームズ・スチュアートというアメリカで超有名な俳優です。さすがの演技力です。
映画スターベスト100でも3位に選ばれていますからね。ちなみにいうと4位が「ゴットファザー」に出ている、マーロン・ブランドですからね。ドンコルレオーネですよ。名優ですよ。
映画の内容としては、ある男の生涯を描いた話です。ある男が自殺しそうになったところを天使が救うという内容です。もしあなたがいなかったらこの世界はどうなっていたか。天使はそれを主人公に見せます。これを見て、主人公は人生に希望をもたらします。そして目の前にある幸せの大切さに気付くという話です。細かいところは映画を観てのお楽しみということで。
私はこの映画を観て、心が救われました。
「生きているだけで誰かの支えになっている」
そのことを実感できる作品です。幸せの価値観が何か。もし辛いことがあった時や、心の支えが欲しい人は是非見てください。
何か嫌なことがあった時、絶体絶命のピンチに遭遇したときは、是非この映画を観てください。今ならアマゾンプライムで観れるはず。救われると思います。
ここで描かれている家族は当時の家族の様子をよく見ることが出来ます。日常を描くことがうまいんですよね。当時のアメリカの日常にはどこか華々しさを感じます。またこの作品は正義と悪の対立がとてもうまく描かれています。脚本が本当にすごい。悪役のことを本当に憎らしく思えるし、主人公のことを本当に応援したくなる映画です。
それがまた人気の秘訣なのかもしれません。
幸せとは何か。それを感じることが出来る作品になっています。落ち込んだとしても、自分は誰かのために必要とされている。それだけで十分な心の支えになるのではないでしょうか。白黒映画のデビューには是非お勧めです。
それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら。
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