内本順一

音楽ライターを始めて四半世紀ちょい。 主にシンガー・ソングライター系のライナーノーツを…

内本順一

音楽ライターを始めて四半世紀ちょい。 主にシンガー・ソングライター系のライナーノーツを書いたり、ウェブや雑誌でインタビュー記事やレビューやコラムを書いたりしております。

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    観てきた映画の感想を書いてます。

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    「ライブ日記」や「映画日記」以外の「日常の日記」です。

最近の記事

アリス@日本武道館

2024年9月18日(水) 日本武道館で、アリス。 「アリス コンサート2024 ALICE FOREVER ~アリガトウ~」。 *このあと10月に大阪城ホール公演があるので、構成やセトリについてはなるべく書かないでおきますが、自分にとってとりわけ印象的だった数曲のみ曲名も出しています。大阪城ホール公演をご覧になられる方はご注意を。 前にも書いたことだが、中学1年のときに母に連れられ初めてコンサートというものを観た。神田共立講堂で行なわれた「アリス、バンバン、ジョイント

    • デビュー当時から度々取材させてもらってるbirdさん。25周年を迎えてリエディット・ベストアルバムをリリースした彼女に、歌を始めた大学時代から現在に至るまでを振り返ってもらいました。ご一読を。 https://realsound.jp/2024/09/post-1783716.html

      • Hedigan's、クレイジーケンバンド@リキッドルーム

        2024年9月17日(火) 恵比寿・リキッドルームで、Hedigan's自主企画 "AWAI vo.1"。 Hedigan'sがスタートさせた2マンライブシリーズの第1回目。 出演はクレイジーケンバンド、Hedigan's。 チケットはソールドアウト。男女比は半々くらいか。 発表された当初は異色の組み合わせのように思えたこの1回目だが、Hedigan'sのファンらしき人たちがCKBのステージを、CKBのファンらしき人たちがHedigan'sのステージをとても熱心に観てい

        • ASOUND、どんぐりず@表参道WALL&WALL

          2024年9月16日(月・祝) 表参道WALL&WALLで、ASOUNDとどんぐりず。⁡ ⁡⁡先月はこの会場で阿部芙蓉美とHana Hopeの2マンを観た。そして今回はASOUNDとどんぐりず。WALL&WALLはいつもナイスな組み合わせを提示してくる。センスがいい。わかってらっしゃる。 ⁡先攻、ASOUND。8月に行なわれたWWWXでのワンマンとは逆で、前半にニューEPに収録されたクラブミュージック系~ダンス系の曲をまとめ、後半にレゲエ曲や代表曲をもってくる構成。全身

        アリス@日本武道館

        • デビュー当時から度々取材させてもらってるbirdさん。25周年を迎えてリエディット・ベストアルバムをリリースした彼女に、歌を始めた大学時代から現在に至るまでを振り返ってもらいました。ご一読を。 https://realsound.jp/2024/09/post-1783716.html

        • Hedigan's、クレイジーケンバンド@リキッドルーム

        • ASOUND、どんぐりず@表参道WALL&WALL

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          『ぼくのお日さま』(感想)

          2024年9月14日(土) 吉祥寺アップリンクで『ぼくのお日さま』。 (*物語の核心に触れる記述があるので、これからご覧になる方はご注意ください) 自分のなかで感想の着地点が揺れている。素直に「いい映画だった」と言いたい気持ちがある反面、どうしてもモヤっとしたものが消えないところがある。あたたかで幸せな気持ちになる描写は多いが、酷く残酷な映画だし、そりゃねえだろと言いたくなるところもある。 緻密に計算された画面構築と陽光の取り入れ方が圧倒的にすごい。ロケーションに時間

          『ぼくのお日さま』(感想)

          FUJI ROCK FESTIVAL '24

          フジロックが終わってなるべく早く感想を書こうと思っていながら、目の前の仕事をこなしたりサマソニ行ったりあれしたりこれしたりしていたらあっという間に7週間も経ってしまった。こういうのはとにかく熱いうちにエイっと書かないとダメですね。「今頃?」感、ハンパない。 もう書かなくてもいいんじゃ? とも思ったが、しかし「あの年のフジはどんなだったっけ?」とあとで振り返りたいときに、観たものくらいは書き記しておかねば、思い出したくても思い出せなくなってしまう。ただでさえ物忘れが加速して

          FUJI ROCK FESTIVAL '24

          『ナミビアの砂漠』(感想)

          2024年9月13日(金) 新宿シネマカリテで『ナミビアの砂漠』。 くらったなぁ。 以下、ざっくりとした感想ですが、物語の核心に触れる記述があるかもなのでこれからご覧になられる方は観たあとで読んでいただければと。僕がそうだったように、どんな話か知らずに観たほうが、やられると思うので。 性格や年齢は違うけどカナ(河合優実)のような傾向/症状を持った女性と昔数年間つきあっていたので、カナのたいへんさ、もがく様も、それをなんとか受けとめたいのだけど受けとめきれずにいるハヤシ

          『ナミビアの砂漠』(感想)

          ニルファー・ヤンヤの3rdアルバム『My Method Acter』が9/13に発売に。まごうことなき最高傑作。国内盤CDのライナーノーツを書きました。ぜひとも国内盤を!

          ニルファー・ヤンヤの3rdアルバム『My Method Acter』が9/13に発売に。まごうことなき最高傑作。国内盤CDのライナーノーツを書きました。ぜひとも国内盤を!

          「昭和40年男」10月号。特集は「魅惑の昭和ディスコナイト」。復活を遂げたバブルガム・ブラザーズのインタビュー(巻頭6P)を担当しました。また現在『箱男』が公開中の石井岳龍監督のインタビュー(4P)も担当しております。ぜひ書店で手に取ってみてください。

          「昭和40年男」10月号。特集は「魅惑の昭和ディスコナイト」。復活を遂げたバブルガム・ブラザーズのインタビュー(巻頭6P)を担当しました。また現在『箱男』が公開中の石井岳龍監督のインタビュー(4P)も担当しております。ぜひ書店で手に取ってみてください。

          Merchant、2人ゆうらん船、宇宙まお@吉祥寺Star Pine's Cafe

          2003年9月10日(火) 吉祥寺Star Pine's Cafeで「IN THE STARLIGHT」と題されたイベント。出演は順にMerchant、2人ゆうらん船、宇宙まお。 Glider、Hedigan'sの栗田将治=まーちゃんがやってるソロ・プロジェクト、Merchant。今年2月に1stアルバム『Dolphin Sane』を発表し、その後何度か弾き語りスタイルでライブをやっていたが、今回はベースとドラムを加えたトリオのバンドスタイルでやるというので観に行った。

          Merchant、2人ゆうらん船、宇宙まお@吉祥寺Star Pine's Cafe

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第三夜(リクオ、チャールズ清水、Dr.kyOn、伊東ミキオ)

          2024年9月7日(土) 高円寺JIROKICHIで、リクオの還暦記念ライブ「リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days」その3日目。共演はチャールズ清水、Dr.kyOn、伊東ミキオ。 鍵盤ロック、あいるは鍵盤ソウル、鍵盤ブルーズ。そういうのが好きな人なら興奮して熱くなってじっとしていられなくなるライブだったはずだし、僕も「うっひょ~」「こりゃすげえわ」「たまらん」となる瞬間が何度もあった。この夜出演の4人みん

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第三夜(リクオ、チャールズ清水、Dr.kyOn、伊東ミキオ)

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第二夜(リクオ、吾妻光良、the Tiger)

          2024年9月6日(金) 高円寺JIROKICHIで、リクオの還暦記念ライブ「リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days」その2日目。共演は長いキャリアを有する吾妻光良さんと、いま最も活きのいいバンドthe Tigerだ。 まずはリクオの紹介でthe Tigerの4人が登場。ど頭の「金町」であつしくんのドラムがドダダダダっと鳴った瞬間、前日のチャボさん・梅津さんとのステージにドラムとベースがなかったこともあって

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第二夜(リクオ、吾妻光良、the Tiger)

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第一夜(リクオ、仲井戸”CHABO”麗市、梅津和時)

          2024年9月5日(木) 高円寺JIROKICHIで、リクオの還暦記念ライブ「リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days」。 3daysの昨夜が初日で、共演は仲井戸”CHABO”麗市と梅津和時。となれば、随所から濃厚に立ちのぼってくるのがRCサクセションの匂い。感じずにはいられないRCの成分、スピリット。“きみぼく”や”雨あがり”や”いいことばかり~”をやってたからという単純なことじゃない。「ヒッピーに捧ぐ」の

          リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION~JIROKICHI編3days第一夜(リクオ、仲井戸”CHABO”麗市、梅津和時)

          SUMMER SONIC 2024

          2024年8月17日(土)・18日(日) 千葉マリンスタジアムと幕張メッセで「SUMMER SONIC 2024」。 ジョン・バティステとピンクパンサレスが事前にキャンセル。さらに台風の影響で前日になってイ・ヨンジもキャンセルに(韓国の出演アーティストで唯一いま観たい人だった)。自分が観たいと思っていたうちの3組がキャンセルとなったこと、わけても前回の単独来日公演がミニマルな編成だったジョン・バティステは今回は恐らくフルバンド編成だろうとかなり楽しみにしていただけに痛かっ

          SUMMER SONIC 2024

          「歌ロマンJUNCTION」@新宿LOFT BAR

          2024年8月27日(火) 新宿LOFT BARで、DOBEATU pre.「歌ロマンJUNCTION」。 出演は、マスダミズキ(miida)、CHiLi GiRL、GOOD BYE APRIL。ゲスト、島裕介。ゲストDJ、ナツ・サマー。 新宿LOFTのバーラウンジで行なわれたディスクユニオンのレーベル「DOBEATU」(ドゥービツ)のイベント「歌ロマンJUNCTION」。miidaは別だが、CHiLi GiRL、GOOD BYE APRILの二組はここの所属アーティス

          「歌ロマンJUNCTION」@新宿LOFT BAR

          SONICMANIA@幕張メッセ(主にアルカのこと)

          2024年8月16日(金) 幕張メッセで、SONICMANIA。 記憶は上書きされるもの。あれこれ観て充実した3日間を過ごし終えた今となっては「楽しかったねえ。台風? あ、そういえばそうだったね」ってなものだが、しかし当日朝まではどうなることやら多くの人が不安でいっぱいだったはずだし、自分もそうだった。 台風7号の接近で開催そのものが危ぶまれたSONICMANIA(以下、ソニマニ)。国外のアーティストは来れるのか。やることになっても交通機関は当然乱れるわけで、みんな会

          SONICMANIA@幕張メッセ(主にアルカのこと)